錯覚学─知覚の謎を解く (集英社新書) の感想

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とてもエキサイティングな本です。

錯覚、主に錯視について書かれています。

そして、錯覚・錯視とはどういうことか。人間にとってどのような意味があるのか？進化で錯視が現れたのはいかなる理由によるものか？

などなどが深く問われます。

さらに二次元の画像が三次元に見える機序や、動物に錯視がありうるかといった考察、運動の審判時に見受けられる誤審の錯視から説明されるメカニズム、などなどが説明されていきます。

まるで推理小説みたいでありながら、生命の神秘すら感じられます。

教育といった観点からも名著ではないでしょうか？！