まおゆう魔王勇者　「この我のものとなれ、勇者よ」「断る！」(11) (角川コミックス・エース) の感想

蒼魔族による人間界への侵攻に伴い、人間界は大混乱に陥ります。
南部諸王国のひとつ白夜の国を一夜にして制圧してしまいます。

次に標的となるのは、白夜の国の隣にある鉄の国。

迎え撃つのは残りの南部諸王国と生き残りをかけた人間界の連合軍。
指揮を執るのは勇者も魔王様も信頼を置く、人間界最高級の騎士！

そして、蒼魔族の一連の騒動に対し、魔王様と魔界の族長たちは
どのような選択をし、この混乱を治めようとするのでしょうか？

また「自分の成すべきこと」を求め旅立ったメイド姉は、旅先で
気になるものを見つけます。それは果たして!?

更に、魔族と繋がりを持ち、人間界の光の教徒を束ねる中央の「聖王国」。
「光の精霊」の名の下に兵を集め、更なる混乱を巻き起こすべく陰謀が!?

人間界へ攻め込んだ魔界の蒼魔族だが、野望を持つ者は魔族だけではなかった。
蒼魔族の人間界への侵攻が火種となり、さらに大きく広がり続ける戦火の渦。

魔王様や勇者は、仲間たちと共にこの窮地を脱することが出来るのでしょうか？
権謀術数の数々により、混迷の度合いを深める魔族と人間。今後にも大注目です。