M album 【初回盤】(DVD付) の感想

久しぶりにKinKi Kidsのアルバムを購入した者です(Kまで購入)、正直J以降は惰性、というか過去ほどファンではなくなっていました。
そんなライトのファンがKinKi Kidsの過去アルバムをがっつり聴いていた時を思い出すほど、今回のMはいいです。

とくにエゴイスティック・ロマンスからのWant Youまでの流れ、そのあとの【僕らの未来】、この曲がここで来る、感動のようなしあわせな気持ちがふつふつと湧いてきます。

エゴイスティック・ロマンス
マイナーコード、KinKi Kidsの王道でもあります。イントロから好きすぎるのはもとより、剛さんの声にハモる光一くんがいい！！
そして交互に歌ってくスタイルがここまで綺麗に嵌まるのはKinKi Kidsだからだよなー、歌割りも的確でそれが顕著に良い。サビに流れるときの音がドラマチックなのもいい。
コーラスも格好いいわ【モラリストじゃなく】のところの音素敵すぎるわ、完璧！ってくらい完璧な曲。

「終わるように始まってゆく」

この歌詞にすごく痛いくらい共感してしまった自分は年を喰ったということなのかも。笑

SPEAK LOW
どんちゃんのKinKi Kidsへの提供曲で一番好きなのは相変わらず【いつも僕は恋するんだろう】←違ってたら失礼
なのですがこの曲を某タモステで披露されていてそれがすごい良かったんですよね。
音がキラキラ先にはしる感じがまず好きです、剛さんの相変わらず楽しそうに唄ってらっしゃる感じも。
二番とか高音をとても気持ち良さそうに出しておられる剛さん。二番の転調とか遊びゴコロが随所に感じるのもいいし、光一くんの使い方が贅沢！コーラスいいです。
エンドリで普通にありそうな感じなんだけどそれをKinKi Kidsでやるってことに意味を持たせてる堂島さんが素敵だなと思いましたね。

Want You
ボニバタ並の中毒性を持った曲。てかあれはイントロの大勝利なんじゃないでしょうか。

二枚組です。
オリジナル「moments」とセルフカバーの「memories」。

どちらも秀逸です。
「moments」は通常盤14曲入っていますが王道も押さえつつも、今流行のEDMまでかなり多岐多様に渡っています。
それらの楽曲をキンキが彩ります。
歌うまいし、声が良いので心地よく聴けます。
曲の並びも良くて、このままのセットリストでコンサートやって欲しいぐらいです。
途中のGlorious Daysは映画RUSHの主題歌で既聴済でしたが、こんなに良い曲だったっけ？と思うくらい聴き惚れてしまいました＾＾

本当に、艶やかで良い声をされています。

「Memories」
こちらはセルフカバーです。
今の声で過去の曲たちを歌ってくれます。
懐かしさだったり、成長だったり色々思うのでしょうが、
KinKikidsという露出の少ないアイドルデュオの歌を多くのファンが待っている理由が
この「Memories」の中に見えるような気がしました。

kinkiのどこか不安定ないつまでも失われない青い時間が見え隠れするセルフカバーです。

良いアルバムだと思います。

DVDはまだ見ていないで曲のみのレビューになります。