ニセコイ 13 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトルニセコイ 13 (ジャンプコミックス)
発売日2014-08-04
製作者古味 直志
販売元集英社
JANコード9784088801520
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

108話「シツモン」~110話「オデカケ」:春中心
111話「ホレボレ」:鶫中心
112話「ステップ」:万里花中心
113話「ジイサマ」~115話「アンシン」:るり中心
116話「ベントウ」:千棘中心
あとキャラクターランキング+「マジカルパティシエ小咲ちゃん!!」番外編おまけ収録巻。

ここから下は私の偏った感想になるので、あまり参考にはならないかもしれません;
ニセコイは本誌で見ているのですが、読み返したい話があったので13巻を買いました。(というか、ここのとある方のレビューを見て読み返したくなりました。)
「アンシン」がとてつもなく好きです。読み返すと涙が出そうです。
私は集が好きなので、彼が活躍してくれるのはとても嬉しいです。あと集が活躍する話は割と切ないです。(個人的にそう思います)
ヒロインでは万里花が好きです。ブレないし、体育祭の話(この巻ではない)等、弁えるところは弁えてます。
この巻で万里花は、ビーハイブ薬品開発部の作った惚れ薬(口にした後一番最初に見た人物を好きになる)を飲んでしまいます。万里花が口にした直後に見たのは鶫ですが、薬に抵抗する彼女の精神力と一途さは素晴らしいです。(描写はほんの一部です)

一番好きな話(「アンシン」)の個人的に好きなシーン
・おじいちゃんの前で「…安心して いいのよ」と言いながら泣くるりと、見守る集
・おじいちゃんの強がり。泣けます。
・「あれだけ死ぬ死ぬ(略)大した嘘つきぶりである」の流れ(肝心な部分のネタバレなので一部台詞省略してます)
・エクレアと写真をるりに渡す集(写真見た時のるりの表情が堪らない)
その後の「…俺の趣味も たまには役に立つでしょ」「…そうね たまにはね」←この二人のやり取り

普段雑な扱いを受けてる感が否めない集(笑)ですが、ちゃんと(?)描写すれば人気出るキャラだと思ってます。(今でも11位ですが)
まあ普段あまり語られないからこそ、活躍した時のインパクトがデカイのかもしれないですけど…。複雑です。

「話が全く進まない」と言われ始めて久しいこの作品。13巻も例に違わず、全く状況が進む様子が見えません。

正直、この巻の半分まで読んだところで「あ、もうニセコイ集めるのやめよう」と思いました。だって、一話限りのドタバタ劇が続くだけだし、シリアスな展開になっても"どうせ話進める気は無いんでしょ"という気持ちが先行してしまって、いまいち物語の中に入れない。

でも、どうせ買ってしまったんだし、最後まで読んでみるかという気持ちで読んだ、るりの家族の話。読み進めて良かった、と思いました。
普段は小咲の背中を押す(蹴る?)役目に徹して、自分のことを語らない彼女。この話で彼女の新しい感情が見れて、非常に新鮮でした。キャラの気持ちが動く回を見ると、読み手である自分も心が動かされます。

余談ですが、私は男ですが、一番のお気に入りのキャラは集です。普段はお調子者だけど、いつも状況を的確に把握できて、人のためにベストな行動が出来る彼が大好きです。(ホ○という意味ではありません)
今回も、るりの「貸してもらえる?」という言葉の裏を読み取り、からかうことをせずに快諾した場面が、彼の性格を上手く表していました。

るりの新しい一面、そして集の気遣い。これらが見れたこの話は、私にとっては非常に良い回でした。

全体としては話が進まず、状況は何も変わっていない。それでも、一巻の中に印象に残った、心を動かされた話が一つでもあれば、私はその巻を「買って良かった」と思います。

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