神次元アイドル ネプテューヌPP (限定版) (葉生田先生描き下ろし漫画、シチュエーションCD、特製携帯スタンド(クリーナー付) 同梱) の感想

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とにかく作り込みが足りません。
私は1作目からネプテューヌシリーズをプレイしているので、いつものくだらない
ノリやシステムだけなら普通か惜しいレベルのRPG部分など、それらをひっくるめて
このシリーズの良い所を理解しているつもりですが、これだけファンが増えた
シリーズならここで中途半端なデキはそろそろ許されないと思います。

この作品はキャラクターのファンに向けた作品です。その部分をバカみたいに追求
して作り込んで欲しかったのですが、そのデキは普通かもしくは手抜きにすら感じ
られました。

第一に共通部分が多いのに対して盛り込んである要素が少なすぎます。
BGM、背景、立ち絵、CGモデルは「神次元ゲイムネプテューヌV」の使い回しです。
逆にこれは変に雰囲気を壊さないので良かったのですが、それは他の部分にもっと
力を入れてもらわなければファンは納得いきません。
目玉である楽曲ですが、これがCDで発売された守護女神シリーズの持ち歌4曲と
新曲1曲の計5曲しかありません。少なすぎます。
制作費が限られていたのかもしれませんが、ここはあと各キャラに新曲の持ち歌を
1曲ずつ入れて計9曲はないと多くの人は満足できないと思います。ここに多くの
資金を割くべきだと思います。

ライブモードのカメラ操作でのスコアアタック、上昇基準が良くわかりません。
割り切って音ゲー風にしたり、某アイドルゲーの様にステータスに応じてスコアを
狙える様にもっと解りやすく、かつゲームらしく作った方が良かったはずです。

恐らくファンだけの為の要素ビューアーモードですが、本当に申し訳程度の要素しか
ありません。
タッチしてキャラがリアクションするのですが、共通のモーションかつ各ポイントに
対してセリフ３つしかありません。回数に応じて「しつこいッ！」とか「もう怒ったわよ！！」
など激怒してふて腐れモードなどもありません。
キャラ別のモーションであれば少しは満足したのに…一番無駄に作り込んで欲しかった