SAPIO (サピオ) 2014年 09月号 [雑誌] の感想

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タイトルSAPIO (サピオ) 2014年 09月号 [雑誌]
発売日2014-08-04
販売元小学館
JANコード4910140970940
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 人文・思想・社会・歴史 » 人文・社会・政治

購入者の感想

雑誌は迅速に届く。

「高血圧で薬を飲むと死亡リスクは10倍
になる」をみた。
日本人間ドック学会』の調査に基づく
新しい「新健康基準」によると現在使われて
いる基準は厳しすぎるものでミスリードのもの
という趣旨である。
この記事の執筆者によると、これは日本の
医薬界と病院が結託して薬品使用を増やす
結果をもたらしている、と。

この記事に限らず、世の中の、あるいは
すべての社会事象は、科学的な視点に基づく
正しい調査に基づく分析が肝要。
雑誌などの執筆者の言説を闇雲に信ずるのではなく、
自分でデータを探索、科学的な立場と方法を用い
て調べなければならない。

→こういう言い方は一般的公式的だと、われながら
思うのだが、ジョージ・オウエルのいうように
世の中には、私的な観点から、敵味方や、正邪の
区別を、はじめに決定して、その判断を立証すべき
証明をあとから探索するといった、人々が
存在するからである。

さて、
この血圧の問題で、どれが正しいか、迷ってい
る自分はつくづくこう思うのである。

いわゆる「従軍慰安婦」が現在のようにメディアで取り上げられ、韓国との外交問題にまで発展するようになったのは
吉田清治の証言、一連の著作によるものが大きい。今月号には1980年頃から吉田と接触し、直接取材をしてきた
元朝日新聞ソウル特派員の前川惠司による『告発』記事が掲載されている。

前川は初めての取材から吉田の話の信憑性を疑ったらしいし、他の社の特派員も吉田を信じていなかったことが記されている。
解せないのは現場の記者がすぐに「嘘」と見抜くような話が朝日の紙面に載り続け、それがあたかも事実であったように報道されたことだ。
前川の見解が朝日の紙面に反映されなかった背景は、このコラムでは分からない(嘘でも何でもいいから、反日記事を載せてやれってことなのだろうが)
前川惠司は今月末に慰安婦を題材とした著作を出版するらしく、詳しく知りたければそれを読め(買え)というわけか。

朝日は先日、吉田に関する今までの記事は全部訂正しま〜す、と発表したけれど30年もたってからじゃ何もかも遅すぎる。

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