草の穂をゆらす つれづれノート 26 (角川文庫) の感想

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参照データ

タイトル草の穂をゆらす つれづれノート 26 (角川文庫)
発売日2014-10-25
製作者銀色 夏生
販売元KADOKAWA/角川書店
JANコード9784041019375
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » か行の著者

購入者の感想

最初の方では、『今を生きやすく つれづれノート言葉集』のために
これまで出した25巻を読み返して、感想を少しずつ書いていました。
意外だったのは、銀色さんご自身が今までほとんど読み返していなかったということです。
長年のファンは何度も何度もつれづれを読み返していると思うので、
銀色さんの感想が新鮮に感じました。
ファンの人を嫌な気持ちにさせたくなかったそうで、
本当に嫌だったことはあまり書かなかった、という点も驚きでした。
そういう本当の悩みこそ読みたかったので(イカさんとのこととか)、
もっと書いてくれてもよかったのに…なんて思いました。

全25巻を読み返すことで、銀色さんもいろんなことに気付かれたようです。
その後は折に触れて「言いたいことは何度も書いた、何度も伝えてきた。」
と書いてあり、書かなくてはいけないという執着(気持ち)から解き放たれたようです。
今後は、また気負わずに日々の出来事をつづっていってくれたら嬉しいです。
一時期の、スピリチュアル&ファンレターの山で読むのをやめてしまった方々、
もし気が向いたら図書館で借りて読んでみてはいかがでしょうか。
行間もあいていて読みやすく、以前ほどではないけれどイラストも復活しましたよ
(銀色さんも、全25巻を読み返して、読みやすいものを心がけるみたいです)。

私自身、つれづれを読む時間は、銀色さんと向き合える二人だけの時間
と思っていたので、他のファンの方々のファンレターや感想に嫌気がさして
何か所もいっぱい読み飛ばしながらここまできました。
ずっと読み続けてきたのは、かんちゃんやさく君の成長が気になったからかな。
銀色さんの子育てに関しては、「え?」と思うことが多々ありますが(ゲーム漬けなど)、
まぁこんな生き方もあるんだなぁという気持ちで見させてもらっています。

今の銀色さんは、伝えなきゃという思いから解放されて
肩の荷が下りた状態でしょうか。
イベントもまたやりたいけど、勢いとかパワーがないとできないから

銀色さんの熱烈なファンというわけでもなく
ただただこのつれづれノートで
銀色さん家族の経過を眺めているのが好きで
つれづれノートは出れば必ず買っている。
途中座絶しそうになったり、どうにも手元に
置いておく気がせず売ってしまったりしたつれづれも
あるけれど、最近はまたいい感じで嬉しい限り。

今回は更に良くて、初期のつれづれのように
気負いなく、美味しいお菓子と飲み物用意して
日々のほっとする時間の楽しみとして読める
読み物になっている。

さくくんの受験結果が気になったり、
かーかのこれからが気になったり、日記とはいえ
一大ドキュメンタリーだよなこの本はと思う。
人さまの人生をこうして垣間見ることは
中々出来ないことだから、本当につれづれがあって
ずっと続いていて良かったなって思う。
自分の子供が7歳で反抗期ならば、かーかはどうだったかなって
その部分を読み返して、やっぱこんなもんかって安心したり
下の子が2歳になれば、2歳のさくくんはどんな風かなって
読み返して、うんうんって納得したり、
そういうことが出来るのもつれづれの良さだと思う。

今回のつれづれでは銀色さんが今までのつれづれを
言葉集のために読み返してて、それぞれのつれづれごとに
感想を書いているところが面白かった。
家具やの遠藤君ややよいちゃんも久しぶりに食事会みたいので
登場していたり、最近話題にでなかったせっせやしげちゃんも
宮崎帰省のところで一緒に食事したりしてて、
なんか安心した。

これからもずっと発売日を待ち焦がれる本として
続いて欲しいなーと思う。

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