アラフォー女のひとり旅 アメリカ48州を車で回ってみた の感想

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今年の夏こそ海外へ旅でもしようかと思っていた矢先この本に巡り合いました。
最初はアメリカ４８州の一人旅なんか普通じゃないか？と思っていたら、なんと車でとのこと。
ツアーや電車等ではなく車で女性の一人旅…
自分だったら事故や事件に巻き込まれるのが怖くて多分絶対いけないだろうと思います。
すごく勇気と行動力がある方だなぁと思い衝動で購入しました。

届いてみると意外に分厚い…そりゃ４８州分だから当たり前だけど…
読んでみると判り易い文章でスイスイ読めるし、１日の話しには必ずオチがついてニンマリしてしまうし。
時々垣間見える江戸っ子気質の文章に、
「ああ、この女性は多少の困難だったら楽しみながら乗り越えていくんだろうなぁ」と
感心したりもしました。

訪れた先々の情景も周囲にいる観光客や住民の描写が面白おかしく書いてあって
ガイドブックにはない臨場感をとても感じました。
例えば、鍾乳洞にいる時に、近くにいた観光客の子供が、この女性を見てブタっ鼻をしかけてくるところなんかは
読みながら思わず声を出して「くそガキ〜」と突っ込んでしまったり（笑）

ただ、写真が少なく白黒なので、自分としてはもっと写真も観たかったかな？？
ってことで、読後すごく気になってブログも拝見。
いやぁ、一気にこの方のファンになりましたよ。

若いころ持っていた旅に対する熱い思いがまた蘇ってきた予感。

久しぶりにこの夏、旅に行きたくなりました。