CM NOW (シーエム・ナウ) 2014年 07月号 の感想

有村さんの表紙は165 号以来４号ぶり２回目。20 ページにわたる巻頭特集からも判るように、彼女は
前年以上に勢いを増している上、CM の他映画や舞台など活躍の幅を広げて、真に若手の中心へ向けて
まっしぐらの状況にある、という印象を強く受けた。

今年に入って堀北さん及び北乃さんの連載が相次いで終了、代わって広瀬アリスさん、すずさん姉妹の
連載がスタートした。妹のすずさんは目下注目を集めているが芸歴では姉のアリスさんのほうが遥かに
長い。２人の表情が私には明るく映った。読者に愛され対等に活躍できるように、今後を見守りたい。

しかしユニット系は別にしても、それ以外の人選についてはまだまだ工夫が足りない。レギュラー陣の
顔ぶれはここ数年変わりつつあるもののそれも完全とはいえない。つまり新陳代謝に乏しいのである。
話題性があって「これだ！」取り上げるべき方々は、こうした方々のせいで誌面に登場するチャンスを
逃してしまう。

レギュラー陣のうち１人ないし２人については、一時的に取り上げることを控えて、その枠を前述した
方々に与えることが必要である。それが実行できない限りはこうした苦言が続き、かつ同誌には明るい
未来展望がないことを、スタッフ各位強く留意されたい。星３つ。