あさひなぐ 12 (ビッグコミックス) の感想

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参照データ

タイトルあさひなぐ 12 (ビッグコミックス)
発売日2014-07-30
製作者こざき 亜衣
販売元小学館
JANコード9784091863058
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

前巻に引き続き、注目の真春VS戸井田奈保もよかったのですが、
この12巻の見所は部を辞めると言い出したさくらですね。

夏之くんの葛藤があったり、試合で成長を見せたり、國陵にも色々ありと盛り沢山ですが、
旭に触発されて「本気」になったやす子先生が部活にやってきて、「日本一」を目指すというところからが見所です。

試合で一人だけ勝てず、日本一を目指す他の部員との温度差、やす子先生からの叱咤で部を辞めたさくら

そんなさくらと旭の意地の張り合いが面白かったですね。

そしてその意地の張り合いは思いもよらぬ展開になります。

引き続きどうなるのか、すごく楽しみです。

当たり前ですが、苦しくて悔しい思いの連続が青春なんですよね。

いい思いをすることなんてほとんど無い。

人一倍どれだけ努力したとしてもほとんど報われない、見返りなんてほとんど無いのが部活に青春を捧げる人達のリアル。

なので、さくらの悔しさも旭の意地と強い思いも痛いほどよく伝わってきました。

この作品は愛しくて応援したくなるキャラが沢山出てきます。面白い。

ラストの夏之くんの、さくらにトラウマをえぐられた何とも言いようのない苦渋の顔がよかったですね(笑)

かなり気の毒でした。

この巻では、内容紹介にもあるように、さくらが薙刀部を辞めると言い出すのですが、
決定的な言葉を発するまでの流れが非常にうまく描かれています
自分だけ勝てていない状況を実感して奮起する、でも勝てない
部活に行くのがダルく感じるようになる
伸び悩む自分に対して、どんどん上達する旭に負けてしまう・・・
さくらの発言は多くないのですが、欲求不満の高まりや、それと共に部活への熱意が冷めていく感じがひしひしと伝わってきます
このまま退部してしまうのか、元の鞘にもどるのか気になります
13集も楽しみです

ただ、巻き添えを食った夏之君は可哀想でなりませんでした

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