結果を出すリーダーはみな非情である の感想

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タイトル結果を出すリーダーはみな非情である
発売日販売日未定
製作者冨山 和彦
販売元ダイヤモンド社
JANコード9784478021477
カテゴリ »  » ジャンル別 » ビジネス・経済

購入者の感想

ミドルリーダーへの実戦的なメッセージが主に取り上げられています。いわゆる「課長」に求められる行動は何なのかという切り口で、熱いゲキを飛ばしています。

心に残るのは、やはり「社長になったつもりで判断し、行動せよ」です。私も『課長』としてマネジメントに本格的に携わるようになり、痛感します。

冷静にきびきびと筆を進めてはいますが、行間から生々しい感情(怒り?)がほとばしっている部分が散見されたのが、私にはむしろ好印象でした。

ああ、この人は本気なんだと。当事者意識がない人は怒りもしないですからね。

だからこそ、時折「言い過ぎ?」と感じるところがなかったとは言いませんが、ちゃんと最後まで読み通せました。

(例えば大前研一なんかは、ただの「上から目線」という感じでまったく読む気にならないのは、純粋に“コンサル”であり“経営者”ではないからなのかも)

それに比べると、著者のメッセージは感情にも理性にも響いてくるものがありました。

ミドルリーダーはもちろんのこと、すべてのビジネスパーソンに読んでもらいたい一冊です。ぜひぜひ手に取ってみてください。

 本書は、二木立氏(日本福祉大学学長)が寄稿するサイト『二木立の医療経済・政策学関連ニューズレター(通巻104号)』「私の好きな名言・警句の紹介(その99)-最近知った名言・警句」<組織のマネジメントとリーダーシップのあり方>において、知ったものです。
 二木氏は、「この本は最初、厚生労働省勤務の友人から推薦されたのですが、当初は「非情」という言葉に抵抗があり、購入しませんでした。経験上、大学や病院の意志決定では「非情」に徹すると、逆効果だと思っていたからです。ところが、『AERA』2012年11月26日号(66頁)の書評で、著者が強調している「非情さ」とは、「組織の空気を少しずつ変えていく根気強さ」、「しつこさ」、自分の感情さえも押し殺す非情さであり、武器として用いるのは「情緒に根ざした訴え」であり、「非情をもって情をあやつる」ことであると書かれており、興味を持ちました。」と紹介している。
 特に二木氏が取り上げたポイントは、「本書では、第3章で、「リーダーシップの条件1」として、「論理的な思考力、合理的な判断力が不可欠である」ことを大前提とした上で、第4章で条件2として「コミュニケーションは情に訴え根負けを誘う」ことをあげ、そのための心構えやテクニックが詳しく書かれており、4月から学長業務を行う上で大変参考になりました。日本型リーダーには「合理性」と「情理」(単なる「情」ではなく、「情の世界における論理構造」の理解)の両方が必要であることがよく分かる本です。」と、二木氏の長年の真摯な医療経済・政策学の探求と組織運営の現場の経験を踏まえた上での共感が示されており、興味を持ち購入した。
 ここで注意して頂きたいのは、二木氏は「書評」ではなく、「最近知った名言・警句」の「組織のマネジメントとリーダーシップのあり方」として、本書を取り上げている点である。本書の中で著者の冨山和彦氏は、戦後の日本経済分析、殊にここ30年の企業経営の分析等も部分的に論じているが、二木氏はその点には触れていない。発言を保留していると感じた。長所は褒めスタイル。

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