七つの大罪(7) (講談社コミックス) の感想

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参照データ

タイトル七つの大罪(7) (講談社コミックス)
発売日2014-02-17
製作者鈴木 央
販売元講談社
JANコード9784063950137
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

バイゼル喧嘩祭りの最中、突然の聖騎士襲来に端を発するメリオダスの変容で終っていた前巻から引き続き、混沌とした様相を呈したままの物語運びとなります。

巻の初めからギーラたちの上役、聖騎士ヘイブラムと変容したメリオダスとの激突が2話分にわたって描かれていて迫力満点!
その中にあって冷静にメリオダスの『観察』を行うヘイブラムの様子がとても不気味(良い意味で。)

その後も、
・バンさえ焦りを見せるメリオダスの暴走
・聖騎士ハウザーの心境の変化
・ヘイブラムへのヘンドリクセンの援護射撃
・遂に神具ギデオンを手にしたディアンヌが怒りの一撃を放出!

と、まさしく大罪VS聖騎士の総力戦的な見所満載な、濃い内容となっています。
これで今巻の半分くらいだからすごいですね。

ただ、ディアンヌが初っ端から必殺技!みたいなものを繰り出しちゃったので、これからディアンヌの戦いが力押しな物になっていかないか、若干不安。
彼女の魔力とうまく融合させて変則的な戦い方とか見ることが出来るんでしょうか?

そして騒ぎの終結とともに後に残った悲劇を受け止め、聖騎士打倒の決意を確かにするエリザベスの涙が、先ほどまでの死闘と相成ってとても印象的。
今巻で、王国聖騎士側の不穏な動きは確たるものとなり、戦いは新たな局面へと進んでいく事になります。

私の感覚としては、第1章・完!っていう感じですかねー。
そして、最後の場面では新たな大罪も姿を現し、現在連載中の本編でも、その流れのままで、またもや風雲急を告げる展開と、テンポの良さに驚愕。

今巻のカバー折り返しの所で作者が『サイボーグ化したら作業が1.5倍に』って言ってますが。
いやいや、今のままでも十分にテンポはいいし、作画は綺麗だし。素晴らしい作品だと思います。

作品を比べてもしょうがないけど、最近じゃ簡単にデジタルで背景を取り込めるし、自分で模様が掛けなくたってきれいなトーンもわんさかある。

女神の琥珀の封印から解き放ったメリオダス。しかしその姿は、明らかに普段の彼とはかけ離れ、渦々しい威圧感に溢れていた。
見境無く圧倒的な"力"を振るうメリオダス相手に、互角以上の実力を見せつけ、遂にメリオダスを制したヘルブラム。死闘の決着が着いたその時、ギデオンを手にしたディアンヌが姿を現す!

そしてバイゼルでの戦いを終え、新たなる地「オーダン」に辿り着いたメリオダス一行。その土地では"山神様"が奉られていた。そこに現れる瀕死の聖騎士。彼の口からは"鎧の化物"に襲われたと証言。メリオダスは、5人目の大罪"ゴウセル"の仕業と睨むが。

序盤の山場であるヘルブラムとの戦い、そして謎が散りばめられたゴウセル編を収録した7巻。いや〜今巻も色々とブッたまげましたよ(笑)。
ギデオンを持ったディアンヌが、核破壊級のデタラメなパワー!余裕で王国を吹き飛ばせるんじゃ…。もう彼女1人でいいんじゃないかな?

オーダンの村に登場する、ペリオ率いる悪ガキ集団.偽者"七つの大罪"。その中でも、彼に従事する草食系メガネ君のアーマンドがキャラを引き立てています。自分を助けてくれたペリオに、恩返しをしたいと言うアーマンドですが、その気持ちがペリオの軽はずみな行動で報いる事になろうとは思ってもいなかったでしょう。

5人目の大罪ゴウセル(手配書では鎧姿)が背負った意外な罪。さらにラストで明かされる驚愕のどんでん返しが。まさか、あの人が…(汗)。

王国が執拗に狙っていた刃折れの剣の秘密も明らかに。てっきり最強武器の片割れだと思ってましたが、まさか別の役割があるとは気付きませんでした。それにしても新世代の行列シーンが何とも言えない不気味さを醸し出しています。

おまけマンガでは、ディアンヌとバンの腕相撲対決が収録。スゴいハンデ戦だ…。

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