狭くても、あきらめなくていい 収納のルール の感想

引っ越しにあたり、モノをきちんと収納できるメソッドを学びたいと思い購入。
大変充実した内容で、本当に買って良かったです。

15世帯のお部屋が丁寧な収納ポイント解説付きで紹介されているのですが、その方々お一人おひとりの暮らしぶりがとても素敵。
50m2以下のお部屋で2人暮らしなのにこんなにお洒落に暮らせるだなんて…！！と、最初のページから衝撃でした。

序章では、狭いおうちには、必要なものだけを持てて、掃除や片付けがしやすいというメリットがあるという説明があり、「なるほど、狭さをメリットと考える前向きさが、快適な暮らしへの第一歩なのか」と納得しました。

「本棚は一枠だけ飾る専用に」「洗面所はラタンバスケットを活用してぬくもりをプラス」「雑貨は出しっぱなしでも絵になるものを選ぶ」「マルチスツールをチェア、花台などいく通りにも活用」などなど、今すぐ使えるテクニックが満載で、引っ越し後の部屋づくりにとても参考になりました。

「もう少しスペースがあれば」と考えず、「この空間でどれだけ快適に暮らせるか」とワクワクして考えられるようになりました。
お部屋の広さ狭さに関わらず、モノや空間との向き合い方を学ぶうえでとても勉強になった一冊です。

登場される方々皆さんとても工夫されています。巻頭から何件かは夫婦二人の部屋、
そのあと３〜５人家族のお部屋・収納の工夫が載っています。
結構細かく紹介されていると思います。

タイトルに「狭くても」と付いている通り、一番狭いおうちで３８’’平方メートルから
一番広いおうちで６６’’平方メートル」の住まいの写真です。
どのおうちも「とてもがんばって収納している」
という感想を持ちました。いちばん片付いた状態で取材を受けていると思うので、
その後その収納方法で続いているかが見てみたいと思いました。

DIYが好きな方や「あそこをこうすればもっと片付くはず」など常に工夫を
繰り返して暮していらっしゃる方にはとても参考になると思います。