ザ・ゴールデンベスト~Pressure~ の感想

ゴールデンアルバム、ブラジャー、プレッシャー共に非常に良番で1ヶ月ぐらい興奮が抑えられなかった。
鬼龍院さんはよく奇を衒っているというニュアンスで「鬼才」と形容される感じがするが、ここまでバリエーション豊かな曲がかけるなんてここまで来たら「天才」です

このプレッシャーというアルバムは女々しくてのようなポップで聞きやすい曲もあれば、SICK　LADYのようなハードロックの曲も有り。トラウマキャバ嬢のようなダンスビート主体の曲も有り。
二番絞りの3曲なんかは全音楽ファンにも勧められるんじゃないかな？
ミスチル、サザン、B’z。
日本の邦楽を支える3組のバンドのオマージュは歌詞だったり、シンセだったり、ギターのエフェクトだったり。各々の嗜好にぴったりあって非常にうまくツボを抑えている。
必ずしや「それ分かる！！分かる！！」と共感を得られる気がする。全音楽ファン必聴
タイムマシーンが欲しいよなんてTMREVOLUTIONの曲でありそうな感じがするし。
この人の曲に僕が強く共感するのは90年代の邦楽に対してものすごく敬意が感じられるから。懐かしい感じで非常に聴き馴染みがいいのにそれが古いという感じでもない。
これは凄くいいセンスをしている
なんといっても印象的だったのが「春が来る前に」だった。この曲はボロボロ泣いた。こんなに音楽で涙を流すという経験を久しぶりに体感した。
GLAYのBELOVEDのような感じでも有り、レミオロメンの3月９日のような感じも受ける。名曲レベルじゃないの？これ。
こんなに泣ける曲が今の邦楽に残っていたとは、ね。
音楽を聞く事がこんなに楽しいと感じたのはいつ振りだろうか？
本当にいいバンドだなあと心底思う

エアバンドという一件お遊びにも見えるバンドだが実は音楽には非常に紳士的。そして一切妥協をしない人たちだと思う
まあ、アレンジャーが本物wだから多分この人たちの品質はあまり揺らがない気がする