アクチュアル・サイズ の感想

　2001年、MR.BIGの6thアルバムです。

　ギターに、Richie Kotzenを迎えての2枚目となります。
　さすがに、全員プロフェッショナル、更に2枚目となると、チームワークやバンド感が凄く出てきてます。
　
　tr. 1のギターリフに、ハートが「ドキッ！！」
　tr. 2は、「ノリノリ！ & 気分爽快！」のアップテンポチューン
　tr. 3は、「Shine〜♪ Shine on Me〜♪」なサビメロが印象的なポップロック・チューン。。。素晴らしい流れです♪

　また、バラードのtr. 4も聴かせてくれますし、Funkyなtr. 6 、スケールの大きなメロディーのtr. 11 などなど、いい曲いっぱい詰まっています。

　全体的に、Ericのボーカルを生かした曲・演奏になっていますが、
Billyのベース、Richieのギターも、前作より持ち味が出ていますし、EricとRichieのツインボーカルな部分も、Good！です。
（BluesyなEric & FunkyなRichie！。。。新生MR.BIGならでは！の魅力です）

　前作より「Bluesy度・Down、Rock度・Up！」なアルバムなので、多くの人にとって、聴きやすいと思います。
　また、Ericの歌を重視しているため、「Paul時代のMR.BIGが苦手な人」でも楽しめるでしょう。
　"60’s Mind", "To Be With You", 「Bump Ahead」など、MR.BIGの曲の中でも、Ericの歌が生きている曲が好きな人に、オススメです。

　「Paul時代にこだわる人」には、あまりオススメしませんが、
ここにあるのは、単純にいい曲ですから、機会があれば、試してみてください。（こだわりは、「持つ」だけ「損」です・笑）

　個人的には、もうちょっと、「Richie Kotzen・MR.BIG」をやってほしかったです。
（中古盤・激安です。。。が、決して「使い捨て音楽」ではありません）

（参考）