ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件6 (ファミ通文庫) の感想

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参照データ

タイトルドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件6 (ファミ通文庫)
発売日販売日未定
製作者野村 美月
販売元KADOKAWA/エンターブレイン
JANコード9784047299139
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

不世出の天才である双子の姉、グリンダ・ドイルの代役家庭教師として女装し続ける少年、シャーロック・ドイルと
教え子の聖羅姫の物語、第六弾は竜樹王子とギルマーも加わった一行が異国の音楽祭参加で迎えるクライマックス編

物語はロマンシアでの音楽祭に参加するべく旅に出たシャール、聖羅、竜樹、ギルマーが相変わらずドタバタしている
場面から始まる。想いを寄せるシャールとの旅で普段はクールな聖羅姫も舞いあがり気味。恋愛スポットとして有名な
マリエンナ教会へ誰がシャールと行くのか揉めていたが、結局は全員揃って行く事に。マリエンナ教会前に辿りついた
一行だったが団体客の混雑に巻き込まれて散り散りに。途方に暮れるシャールの前に一人の紅い髪の女性が現れて
ハンカチを手渡しながら「世界を救ってくれ」と告げて立ち去るが、直後から聖羅は様子がおかしくなり、ギルマーも
伝説の竜退治話に登場する従者ヨルンを名乗る少年に「勇者様」と付きまとわれ始める事になるが…

一気に話はクライマックス。これまで短編を絡めた構成だったこのシリーズだけど、今回は全ページ本編という長編構成
ロマンシアでの音楽祭を前に、シャールが代役を務め続ける天才少女グリンダがさながらラスボスの如く陰謀を巡らし
ロマンシアで急速に成長した宗教団体「終末教」の教祖として暗躍する様が描かれている。グリンダが世界中を駆け巡って
何をしようとしていたのか?過去巻でも少しずつ明かされていた伏線が竜退治の伝説から雪王妃の過去に絡む「社長さん」
まで一気に繋がる怒涛の様な展開に「うわ、この伏線はそこに繋がるのか!」と終始目をかっ開きながら読む羽目になった

キャラクターの成長と言う点においては、これまで草食系で天才グリンダと対比される様に「情けない男」の具体例として
描かれ続けてきたシャールが大成長。同じ天才でありながらグリンダの一日の長の前に翻弄され続け、遂に「助けて先生」と
泣きだした聖羅を助ける為に体を張るわ、陰謀の仕上げとして音楽祭の舞台に立ったグリンダを追って対峙するわと大活躍

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