奎章閣閣臣たちの日々 (下) の感想

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参照データ

タイトル奎章閣閣臣たちの日々 (下)
発売日販売日未定
製作者チョン・ウングォル
販売元新書館
JANコード9784403220623
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » アジア文学

購入者の感想

上巻のラストがラストでしたから、続きがとても気になり一気読みしました。個人的には、4巻の中で一番面白いと感じました。
原作を4巻まで読むと、ドラマのあのエピはここから拾ってたのか〜とわかり、楽しむことができますね。
今回ユニが妓生(キーセン)姿で登場し、ドラマではその姿を見ていなかったジェシンも目撃(笑)します。
ヤキモチいっぱいのソンジュンのリアクションがお約束で笑えます。

上巻では、とても嫌な奴と感じられたイ・ジョンム(ソンジュンの父)が、ユニの素晴らしさに触れるたび少しずつユニを認め心を開いていきます。
韓国ドラマではよく嫁と姑の確執が出てくるけれど、ユニとソンジュンのお母さんはいい関係が築けそうでよかった…

女性として生まれたばかりに才能があってもそれを活かせない時代背景と、それを不合理に思うけれどソンジュンの妻としても幸せになりたいというユニの葛藤が丁寧に描かれています。でもきっといつの日か王妃様の詩文サークルにユニも仲間入りして、羨望を一身に集めるのでしょうね。もちろんダウンも憧れるはず…。

一つだけ物足りなかったのが、ヨンハの奥様のこと。今回ご本人登場かなと期待していましたが、残念ながらヨンハの言葉を通してのみでしたね。
ヨンハが何を押してでも帰ると言った日は、いったい何があったのでしょう…もしかして跡継ぎのため?

もしかしたら、また続きがある?
欲望は限りなく、海のように…(笑)

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新書館から発売されたチョン・ウングォルの奎章閣閣臣たちの日々 (下)(JAN:9784403220623)の感想と評価
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