太陽を抱く月 (上) の感想

原作本とドラマと違う点もありますが、ウン目線（語りっぽい）で進行していくストーリーがぐんぐん吸い寄せられました。かっこよいウンだけでなく、恋心を頂き、不幸な生い立ちを背負っている姿が切なかったです。ヨヌもおおきく違っているのですが、本当に聡明とはこういうのだという天では同じです。原作本は、物語の新法が多きのですがそれが読み進める原動力になりました。でも、すごい長編なので夜更かしにはお気を付けください。

演技だけでは表現できない心の声や心情が知りたくてお気に入りのドラマは、必ずノベライズ本や原作訳本を購入します。
今回、ドラマの方はもう全話視聴したのでこの本を楽しみにしていました。
時代劇なので難しい言い回しや言葉が、多々出てくるのですが・・・・それでも手にした瞬間から夢中で読みました。
トキメキ成均館でもそうでしたが、原作とドラマは設定や物語も若干違います。
ドラマにするなら、２０話に納めて観る視覚も楽しませるなら設定が違ってくるのも仕方ないと思います。
でも先にドラマを視聴しているので本を読み進めても思い浮かべるのは、ドラマの俳優たちです。
なので、ドラマ観てからこの本を読むことで想像もリアルです。

ドラマでは、描かれなかったウンの過去やヤンミョン君のことが分かりそれだけで読む価値のある本です。
ウォルと王の、心の動きや縁もさることながら抑えきれない愛情表現が、本には描かれていました。
一度読んでから、何度も読み直していますが、続きの下巻発売が待ち遠しいです。0