LIV (初回限定盤) の感想

LIV MOONのヴォーカリストとしての活動で知られるAKANE LIVさんの1stソロ。元宝塚という経歴をお持ちですが、僕はLIV MOONで存在を知り、ファンになりました。今作は「誰もが聞いたことのあるクラシック曲をモチーフにした曲作り」というテーマで制作されています。

#1は美しい声が映えるヒーリング系。
#2は先行シングルもリリースされたダンサブルな曲。
#3はバラード。
#4はジャズバラード系の歌い出しからリズミックに。クワイアも入ってくる。ハイトーンパートも多い。
#5はオケサウンドが派手。
#6はクラシック音楽風の歌い方。歌詞はスウェーデン語8：日本語2くらいの割合。
#7は1番最初に配信限定でリリースされた曲。
#8は美しいインスト曲。
#9はAKANEさん作詞。ミドルテンポでポップな曲。
#10はタンゴ調の曲。低音ボイスがセクシー。
#11は大自然がイメージされる壮大な曲調。歌詞というよりざっくりとメロディを歌ってる。
#12はボーナストラックで、リズミックでデジタルな曲。

詳しいクレジットが掲載されてませんが、バックの音は打ち込み主体で、歌を引き立てるアレンジがされています。LIV MOONのイメージで聴くと速弾きのソロやツーバスが入ってないので肩透かしを食らうかもしれません。メタルどころかロック色も希薄です。でも、今作はヴォーカリストのソロアルバムなので、こういう歌を聴かせるアレンジは正解だと思います。