改訂版 Zabbix統合監視実践入門 ~障害通知、傾向分析、可視化による省力運用 (Software Design plus) の感想

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Zabbixの世界では監視対象＝ホスト、監視項目＝アイテム、閾値＝トリガー、障害時対応＝アクションと定義される。
最新2014年発刊のZabbix統合監視徹底活用を先に読んだ（途中までだけど）ので、作者の運用監視に対する卓越した知識と完全に整理統合された監視の考え方、あるべき姿などに敬服していたが、この本ではややガッカリだった。

でも、初版2010年でこの本をきっかけに今があるなら全く納得できるし、そもそもZabbix解説本なのでこのボリュームにZabbixのインストールからほぼ全機能と設定を解説しているだけでなく、Zabbixで監視を始めるための運用設計に相当する実践としての解説は充分すぎる内容です。

やはり筆者の技術力の高さは間違いない。 たとえNagiosやHinemosを使うにせよ読むに値する一冊です。
かつZabbixをたぶん愛している筆者の思いが感じ取れます。（ちょっと言い過ぎ？）