F1機械工学大全 の感想

#まだエンジン編の途中までしか読んでません。

FIAは「過給ダウンサイジング」、「ハイブリット」等の記号性に飛びついたと書いているが、
筆者もこのようなはやりの言葉に飛びついて書いていると感じられた。
また、用語が正しく使われていない事があるなど、自分の書きたい内容をそれらしい言葉で書いているようで、
各節を読み終わると、「これだけ？」、「見出しの"考えてみる"の内容がどこにあるの？ 」しか思い浮かばない。

# 2014/11/09追記
全て読みましたが、各節の内容がばらばらでつながりが少ないことや、
考察も少なく今まで雑誌とかに掲載されている情報とレベルは変わらず、私は満足できませんでした。
（今までの雑誌の情報をまとめた資料がほしい人にはいいかも）

機械工学大全と付けているのならば、エンジンの高回転化、高出力化を支えている技術（市販車と比べて何が違っているのか）とか、
シームレスシフトの構造、カーボンモノコックの構造、サスペンションアームの構造などもっと突っ込んだ情報が欲しかったです。