玄人志向 ACアダプタ 電源 120W KRPW-AC120W の感想

ファンレス自宅サーバー用に、ファンレンス電源ユニットを探していたところ、新製品のこちらが目に留まり、購入してみました。
いい買い物でした。

※ 自作PC歴数ヶ月程度の初心者ですので間違ったことを言っているかもしれませんがその時はご容赦ください。

・変換効率
80+認証こそありませんが（ACアダプタでは取得できない（？）らしいです。）、80+認証が取得できるレベルの効率と言っていいと思います。
特に低負荷時の変換効率は80+プラチナ電源に匹敵するレベルでした。
以下ワットチェッカーで手持ちのスーパーフラワー製プラチナ電源(型番:SF-500P14FG, ファンレス仕様)と比較してみた結果です。（PCの構成は後述）
Prime95実行時：
　本製品 95.5W
　プラチナ電源 88.2W
アイドル時：
　本製品 26.0W 〜 27.6W（どういうわけか計測する度に若干ばらつきがありました。）
　プラチナ電源 26.8W
（同じ構成で電源だけ変えてシステム全体の消費電力を比較しました。）
（値は感覚で適当に時間平均を取って算出しました。）

・待機電力
ACアダプタは待機電力が大きいと聞いていた割には少ないと感じました。
先程と同様、超花製プラチナ電源との比較です。
本製品 2.2W
プラチナ電源 1.2W

・静音性
電源投入時スイッチ音が有りますが、人によっては気付かないレベルだと思います。
動作時についても、全く無音というわけではありませんが、私の構成ではマザーボードから僅かに聞こえる高周波ノイズの方が大きかったくらいで、普通の人なら気にならないと思います。
HDDや冷却ファン等の回転する部品を搭載する場合は、そちらの音のほうが遥かに大きいと思われますので、静音性について気にする必要は全くありません。

・発熱
私の様にファンレスPC用に購入を考えている方は気になるのではと思い、手持ちの赤外線温度計で計測しました。

Mini-ITX用電源として購入しました。
気になる音もなく今のところ安定しています。
しかし、よく確認せずに買ってしまったのですが、SFX規格で取り付けた場合
基盤をバックプレートに垂直にとりつけるので、奥行は、通常のSFX電源と
同じくらい必要になります。