EPSON エプソン純正両面上質普通紙[再生紙]A4 250枚 KA4250NPDR の感想

CANONのインクジェットプリンタで楽譜の印刷に使用しています（詳細は後述）。

低評価レビューにある「白くない」「色にバラつきがある」「におう」
全てに同意します。
他のコピー用紙と混ぜて使ったら確実に目立つので混ぜられませんし、よくわからないにおいもします。工業的な。

…が、あくまで個人的な環境の話ですが、
両面印刷はこの紙でしかしないので混ぜる予定はないですし、Ａ４も買いましたし、
大量ページをひとまとめにする印刷は普段しないのでバラつきにもあまり意味はありませんし、
においに関しても数枚だけなら大した事ないので、唯一フルセットで扱うことになる印刷者本人が気にしなければ問題ありません。

冒頭の続きに戻りますが、主に楽譜の印刷用です。
厚みは少しあるものの、上質紙によくある固さほどではなく、やや普通紙寄りです。折るのも楽です。
普通紙に楽譜を両面印刷すると裏写りが気になりますが、この紙ならかなり改善されます。
あと、印刷後に黒玉を触るとかすれ＆汚れやすかったのも紙の変更で改善されたように思います。

自作した編曲のスコアを印刷するのに多用していて、
横着してパート譜がＡ３の時にもこの紙を使用すると、
紙質がちょっと「原譜」感があるため「え、もらっていいの？」って言われがちです。

この紙厚で両面印刷可能ならけっこうなことです。できればもう少し紙厚の薄さを追求してほしい。また、用紙のサイズがＡ３とＡ４の２種類しかないのが不便です。Ｂ５サイズもぜひ開発してもらえるとありがたいです。さらにＡ３用紙をＡ５サイズに裁断してもらえるサービスがあればうれしいです。

柔らかい紙質のせいか、よく2枚まとめて紙送りしてしまいます。よい点は、インクジェットプリンタ用の紙で両面印刷可能なことと1枚あたりの価格が比較的安いことです。再生紙を優先的に使わなければならない場合もあるでしょう。でも、トラブルが起きたときの手間を考えるとあまりおすすめできません。