アサヒカメラ 2014年 11月号 [雑誌] の感想
参照データ
タイトル | アサヒカメラ 2014年 11月号 [雑誌] |
発売日 | 2014-10-20 |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 4910014031142 |
カテゴリ | ジャンル別 » 雑誌 » 趣味・その他 » カメラ・写真 |
購入者の感想
風景あるいはスナップ主体のアサヒカメラにあって、
今号の特集企画(「顔を撮ればポートレートなのか?」)は珍しい設定。
ヌードはやたらにやっているけれど…。
特集冒頭にある小澤忠恭によるポートレート論が何よりおもしろい。
タイトルにもなっているポートレートの意味、肖像写真ということを再認識させてくれる。
簡潔にいってしまえば、「写真に写る内面性」を写真家がコントロールするという話だが、
広告写真では、あえてそうした内面性をセーブしているなど、興味深い。
なので、欲を言えば「被写体の内面性」を吟味するようなページがあればよかった。
せっかくなら続く写真家2名のインタビューを
小澤氏が語るテーマに合わせて、別の視点として読めればと思う。
同企画内に各社の85mmレンズのレビューがあり、それはすごい転換だけど、
ポートレートを撮る人には扱いやすい焦点距離とも言えるので、参考になる。
テストもしっかりした印象だ。
小コーナー「撮影会に役立つコワザを伝授!」はおまけ的な意味合いだが、
制作者がポートレートを軽く見すぎているような感じを受けてしまう。
アサヒカメラがつくるポートレート特集はどこかへんてこだけど、
いわゆるポートレートの撮影ノウハウとは文脈が異なり、
視野が広がるような感覚。続編に期待したい。
今号の特集企画(「顔を撮ればポートレートなのか?」)は珍しい設定。
ヌードはやたらにやっているけれど…。
特集冒頭にある小澤忠恭によるポートレート論が何よりおもしろい。
タイトルにもなっているポートレートの意味、肖像写真ということを再認識させてくれる。
簡潔にいってしまえば、「写真に写る内面性」を写真家がコントロールするという話だが、
広告写真では、あえてそうした内面性をセーブしているなど、興味深い。
なので、欲を言えば「被写体の内面性」を吟味するようなページがあればよかった。
せっかくなら続く写真家2名のインタビューを
小澤氏が語るテーマに合わせて、別の視点として読めればと思う。
同企画内に各社の85mmレンズのレビューがあり、それはすごい転換だけど、
ポートレートを撮る人には扱いやすい焦点距離とも言えるので、参考になる。
テストもしっかりした印象だ。
小コーナー「撮影会に役立つコワザを伝授!」はおまけ的な意味合いだが、
制作者がポートレートを軽く見すぎているような感じを受けてしまう。
アサヒカメラがつくるポートレート特集はどこかへんてこだけど、
いわゆるポートレートの撮影ノウハウとは文脈が異なり、
視野が広がるような感覚。続編に期待したい。