東映実録路線 最後の真実 (メディアックスMOOK) の感想

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参照データ

タイトル東映実録路線 最後の真実 (メディアックスMOOK)
発売日2014-08-27
製作者高田 宏治
販売元メディアックス
JANコード9784862014870
カテゴリジャンル別 » エンターテイメント » 映画 » 日本映画

購入者の感想

東映実録映画のバイブル

 昨年、メディアックスは、「仁義なき戦い 公開40周年 そのすべて」という写真満載のムックを出版しましたが、
 内容が仁義なき戦い・シリーズに限定されていました。今回は、それ以外の東映 実録やくざ映画をもっと入れ、映画の作者、監督、
 出演者 などの生の声を入れたものを出したいと考え、出来上がったのが本書というわけです。
 以上のような編集方針でできていますから、各々の映画の紹介、データ、コメントの後、その映画の関係者同士の対談、
 インタビューが数多く収録されているのが特徴だと思います。これらがあることにより、その映画が製作された背景、意図、
 出演者たちの感想、裏話が披露され、作品への理解が深まり、非常に面白くなっています。
 当然、本書は、仁義なき戦い 5部作から始まっています。私は、公開時見逃した作品がありましたから、近所の映画館で、 
 5部作が一気に上映されたときに観に行きましたが、ともかく疲れました!!!高田さんとの対談で、松方さんは、
 「目を充血させるために、あまり寝るな」と言われ、毎日飲み屋に通い、ほとんど寝ずに撮影所に行ったそうです。
 同じく、千葉さんは、この映画に出るにあたって、千葉真一を捨てて臨んだそうです。
 第3部は、「山口組」関連の実録映画です。実録ものがヒットしだし、従来の任侠映画が当たらなくなり、社長の岡田茂は、
 任侠映画を切り捨てようとし、俊藤浩滋プロデューサーと対立したそうですが、手打ちし、できた映画が山口組三代目、三代目襲名、
 だそうです。
 以下、刑務所ものの実録映画、その他の実録映画、「日本の首領」シリーズ と続き、最後は、千葉真一×高田宏治の対談、
 ピラニア軍団の思い出 で締めくくられています。関係者の裏話も満載で、東映実録路線の映画が好きな人にはお勧めです!!
 私もこの本を読んで、観たくなった映画が何本かあるので、さっそく観てみよう!!

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