おこぼれ姫と円卓の騎士6 君主の責任 (ビーズログ文庫) の感想

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タイトルおこぼれ姫と円卓の騎士6 君主の責任 (ビーズログ文庫)
発売日2013-10-12
製作者石田 リンネ
販売元KADOKAWA / エンターブレイン
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

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前々巻のラストで出てきた、不穏ムード漂うキルフ帝国へ。レティとノーザルツ公に届いた偽物のサインでの招待状の真意を探ろうと、かの国の建国祭出席を決める。

情勢が危うい国ということで他国の皇子であるシェラン以外の三人の騎士を連れたレティは、仮面をつけた第一王女アナスタシア姫と知り合います。彼女は、将軍がレティに助けを求めたアルトール王子の姉でありイストラル国のヴィクトル王子の婚約者でもあるのだがー。
アナスタシアの抱えている複雑な心情に気づいたレティは、人たらしのスキルを発揮。勿論、国のためにする事だからと言い切りながら、それは計算尽くだけではなくて彼女の持つ確かな資質です。シェランの時のように、動けなかったアナスタシアを揺さぶっている。

ノーザルツ交やヴィクトル王子をも迎え建国再準備の水面下でキルフ帝国の皇位継承問題が動き始める。位を得るため、あることを利用しようとする第一王子ミハイル対して、レティは「なぜ今この時代に、自分が騎士王の生まれ変わりなのか」の答えにたどり着く。

レティが自分の信条を確信するに至り、ソルヴェールをも巻き込む事態の回避のために渡る橋、アナスタシアがレティへ抱く気持ちやいちおうあれは恋バナなのか?デュークへのスタンス、五番目の騎士の誕生と、読みたいポイント・思いもしなかった展開等々、今回も充実していました。

特に五番目となった彼、漠然とそうなるだろうと思ってはいたのがここでこう来るか!。便宜上とは言っても、いずれ何かしら騎士らしいナニカを?とワクワクです。
それからやっぱり少なめではあるけれどちゃんと描写されるラブは、ある意味前進していると言えなくはないので、この状況から願っている展開へどう持っていってくれるのか期待してます。
王族としての心情を語るヴィクトルだって、アナスタシアとの未来は大いにアリだと思えるし。

キルフ帝国の皇位継承問題は、事なきを得たもののまさかの展開へ。ソルヴェールの重大秘密事項に関する衝撃の引きでした。
それから・・・「王になる」ことが決まってるように、諡号のほうも確定ではないかと思うのですが・・・レティ、あがいてますね(笑)。

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