臨死!!江古田ちゃん(8)<完> (アフタヌーンKC) の感想

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参照データ

タイトル臨死!!江古田ちゃん(8)<完> (アフタヌーンKC)
発売日2014-10-23
製作者瀧波 ユカリ
販売元講談社
JANコード9784063880014
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

私、生まれも育ちも練馬区豊玉北でございます。西武池袋線江古田駅は子供の頃からなじみの駅。わが家は戦前の祖父の代からこの土地で暮らしております。江古田ちゃんのような人が住んでいてもちっともおかしくない町なんです。ここは。その町の雰囲気がよく表現されています。これが地元民にはうれしいところ。江古田ちゃんの青春も、おそらく日大芸術学部関係の多くの方々には深〜い共感が得られるものと推察いたします。
が、こうしたローカルな部分だけでこの作品が大ヒットするはずはありません。読むに値するコミックです。この身の置き所のなさ感、漠とした不安のようなものは、現代人が共通して心の中に持っているものでしょう。こうした通奏低音の上に様々なアルバイト先の出来事やメチャ可笑しいお姉さん(私はすっかりファンになってしまいました)の話が出てきます。2階からゴミを捨てるコマの「左手はそえるだけ」にも爆笑(7巻)。男と女の違いについて「男はおしっこをしながらおならぶぅぶぅ出す生きモノだぉ」なんて、お姉さんが言ったりします。フーテンの寅さんの「俺とお前は別の人間だ、早え話が俺が芋食えば手前の尻からプッと屁が出るか?」なんて台詞を思い出しますねえ。この作品は本巻で完結。あ〜面白かった。お疲れ様(お元気様)でした、瀧波ユカリ様。ありがとうございました。

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講談社から発売された瀧波 ユカリの臨死!!江古田ちゃん(8)&lt;完&gt; (アフタヌーンKC)(JAN:9784063880014)の感想と評価
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