OCEANS (オーシャンズ) 2014年 04月号 [雑誌] の感想

春になるとファッション誌にデニム特集が出て、上物の素材や色も軽くなり、だんだん気分が冬を忘れ始めますね。

ちょっと前まではデニム特集というよりはジーンズ特集で、各社各色のジーンズを並べてさあどうでしょう、という感じだった記憶があります。
しかし最近は、ジーンズに限らずトップスや小物も含めてデニム素材のアイテムで特集するほうが説得力があるということなのでしょう。
デニムのTシャツとかカバーオールなどもいい感じです。
個人的にはGジャンやカラージーンズを買いたいと思っているので、その辺りもたくさん紹介してくれると嬉しかったですが。

一方でスウェットパンツの特集ですが、これはなかなか難しい。
最近どんどんスウェットの掲載が増えているものの、街着としてスウェットパンツを取り入れるのは私には非常にハードルが高いです。
実際、今号の特集を見ていても「スウェットパンツなのにこんなにかっこいいから街着にできる」というよりは
「スウェットパンツだけど普通のパンツみたいな加工だから街着にしても大丈夫」みたいな言い訳めいたスタイリングが多い気がします。
少なくとも、まだ街中でかっこいいスウェットパンツの着こなしをしている人を見たことが無いので、何度見ても説得力が無い。

それ以外の特集では「Vゾーン白書」が久しぶりにネクタイのことを考える新鮮な機会でした。
おかげで、黒かネイビーのギンガムチェックのドレスシャツを買ってネクタイを締めたくなりました。
こうした物欲喚起は大賛成です。