マンガでわかる元素118 元素の発見者から意外な歴史、最先端の応用テクノロジーまで (サイエンス・アイ新書) の感想

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参照データ

タイトルマンガでわかる元素118 元素の発見者から意外な歴史、最先端の応用テクノロジーまで (サイエンス・アイ新書)
発売日販売日未定
製作者齋藤 勝裕
販売元ソフトバンククリエイティブ
JANコード9784797362503
カテゴリ » ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 科学読み物

購入者の感想

12ページによれば、「原子番号の等しい原子の集合を元素と呼びます」。
つまり、「元素 > 原子」だということくらいは、化学で赤点(落第点)ばかりだったこのワタシでも、
わかりますし、

原子核を構成するプラスの電荷をもつ「陽子」と、電荷をもたない「中性子」、原子核を雲のように取り巻く、
マイナスの電荷をもつ「電子」の図(11、13ページ)を見れば、こんなものか、とわかったような気がする
のですが、

それから先の、原子核の様々な振る舞いについての説明文を読んでも、あぁ、そうか!などと、スッキリ
理解できたわけではありませんでした。著者の齋藤先生は、この道のオーソリティーなので、ワタシのような
文系の人間にも、噛んで含めるようには、書けなかったのか、紙数の制限から、より詳しい解説は、
思い切って、はしょらなければならなかったものと、思われます。

●○●・・・本書の魅力(購入の主な動機)は、やはり、書名の初めにある「マンガでわかる」の7文字にあると
いえるでしょう。

【おもしろかった点】

この本にマンガで登場しているたくさんの研究者たちは、本人とは恐らく、似ても似つかないコミカルな
姿で表現されているにもかかわらず、鉱物などから、元素を取り出すための苦労や発見の様子などを
解説する手書きの文章を添えると、それなりの説得力が出てきて、研究者の人柄にも親しみをおぼえる
ようになりました。クスッと笑ってしまう場面も。
マンガの力って、スゴイと思います。

日常生活のなかで使われているもののなかに、たくさんの元素化合物でできた金属があること、
宇宙、地球、そして、自分の身体のなかにも、本書で重視されている元素の数々が存在していることを
知ることができました!

・・・でも、同時に、すべては、物質だけで出来ているのかな、心はどうなのかな?という素朴な疑問が
湧いてくるのを、抑えることができませんでした!

 この本では、現段階で知られているすべての元素についての説明がされている。特徴は、マンガがあるので、面白いということ。
 基本的にどの元素にも2ページが使われている。その程度のページ数では多くを語ることができない。だけど、どのページも限られたスペースで楽しませてくれる。
 左側のページは元素に関する知識。豆知識的な内容が多く、興味深く読める。名前も知らなかった元素でも、そんなところに役立っているのかと驚くことしきり。「へぇ縲怐vと感じたページに付箋を貼り付けていたら、付箋だらけになってしまいました。
 右側のページは、元素発見に関するマンガ。たくさんの科学者がマンガが登場するので、文章だけで読むのとはちがった感覚がある。科学者を身近に感じることができてよいと思う。
 全ての元素について説明を加えている本といえば、ブルーバックスの『元素111の新知識』がよく知られているが、この本を読んだ後に、そちらに進めば、理解度も違ってくると思う。

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