オケマン大都市交響詩 オーボエ吹きの見聞録 (中公文庫) の感想
参照データ
タイトル | オケマン大都市交響詩 オーボエ吹きの見聞録 (中公文庫) |
発売日 | 2012-12-19 |
製作者 | 茂木大輔 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 日本のエッセー・随筆 » 近現代の作品 |
購入者の感想
1997年に音楽之友社から出た単行本『オーケストラ空間・空想旅行−オーボエ奏者の旅日記』の改題・文庫化。
中公文庫のシリーズも3冊目である。
本書では、ドイツへの留学時代の思い出が語られている。ほとんどドイツ語も分からないままフランクフルト空港に着いた晩のこと、先生とのクリスマス、大貴族のパーティでの演奏、オーケストラへの入団試験の話。面白くて貴重な体験ばかりだし、著者独特のユーモアも効いていて、楽しい一冊であった。音楽家の厳しくも愉快な日常がのぞき込める本だ。
末尾には、音楽を題材とした短篇小説が収録されている。うーん、これはどうかなあ。
中公文庫のシリーズも3冊目である。
本書では、ドイツへの留学時代の思い出が語られている。ほとんどドイツ語も分からないままフランクフルト空港に着いた晩のこと、先生とのクリスマス、大貴族のパーティでの演奏、オーケストラへの入団試験の話。面白くて貴重な体験ばかりだし、著者独特のユーモアも効いていて、楽しい一冊であった。音楽家の厳しくも愉快な日常がのぞき込める本だ。
末尾には、音楽を題材とした短篇小説が収録されている。うーん、これはどうかなあ。