シマノ(SHIMANO) 13 ナスキー C2000 031105 の感想

管理釣り場、いわゆるエリアトラウトに使っています。6フィート前後のトラウトロッドとのサイズバランスは良好です。また「スリムフィットボディ」と称する尻上がりのデザインは、一見不格好ですが現行のステラやツインパワーなども同じデザイン方向なので今後は慣れてくると思います。なお、ステラ、ツインパワーは「ウォームシャフト」という長いパーツをボディ上部に移動させ重心を手元に近づけるという理由であのようなデザインになっているようですが、このナスキーはウォームシャフトレスの構造を見るに付け、そうではないようです。
そんなナスキーですが、巻き心地という点ではとても良いと思います。15ツインパワー(C3000HG)と較べるのは当然酷なレベルですが、12エクスセンスci4+（C3000HGM)、10アルテグラアドバンス(C3000HG)と較べると、ナスキーの方が剛性感のある巻き心地で、滑らかに感じます。ドラグの滑りもよく、きちんと設定したドラグで60cmのドナルドソンも危なげなく獲れました。
他の方もレビューしているように価格以上のバリューを感じました。中期での使い倒しリールとしてはとても安く、使い易いと思います。
なお、この価格帯のリールにしてハンドルノブは交換可能です。オーバーホール等に出すつもりがないのであれば社外品のハンドルノブに替えるのも良いかもしれませんね。

中流域のルアー釣りに使用しています。ハイギアではないのでそれほど早く巻けませんが本流のゆったりした釣りにはOKです。巻きの精度・フィーリングは上級機のアルテグラより良いかもしれません。コンパクトボディが効いていると思います。ベールの精度もルアー釣りには必要十分です。

リールの新調でダイワのレガリス、レブロスＭＸ辺りと実機で比較しました。
まず、予想以上にコンパクトでした。Ｃはコンパクトモデルですが、小さかった。
しかも軽い。
巻き心地もブレずにしっかりしてます。
エントリーモデルらしからぬそのパッケージには驚かされました。
５〜６年古いバイオマスターもありますが…ナスキーで十分です。
ダイワのリールは、全体的な高級感といいますか、形から感じるオーラが安っぽかったです。