食道癌診断・治療ガイドライン〈2012年4月版〉 の感想
参照データ
タイトル | 食道癌診断・治療ガイドライン〈2012年4月版〉 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 金原出版 |
JANコード | 9784307202954 |
カテゴリ | 医学・薬学・看護学・歯科学 » 臨床内科 » 消化器 » 消化器 |
購入者の感想
前回の2007年度版は、如何かなあ、、、という程度の作りだったのですが、5年たって、質量ともに改善されました。
最近の流行かクリニカルクエッション(CQ)を多く用いて、読みやすい作りになっています。
本邦の食道癌は組織型が欧米と大きく異なるため、欧米の臨床試験の結果を安易に当てはめるのは無理があります。
まだまだ本邦の臨床試験(特にP3)は少なく、ガイドラインも微妙な言い回しが多いですが、現在臨床試験が数多く行われているため、次回の更新が楽しみです。
残念なのが化学療法の部分。前回からの新規薬剤はパクリタキセルのみで、全体の記載がわずか2ページで終了しています。セツキシマブなどの新規薬剤の登場に期待します。
最近の流行かクリニカルクエッション(CQ)を多く用いて、読みやすい作りになっています。
本邦の食道癌は組織型が欧米と大きく異なるため、欧米の臨床試験の結果を安易に当てはめるのは無理があります。
まだまだ本邦の臨床試験(特にP3)は少なく、ガイドラインも微妙な言い回しが多いですが、現在臨床試験が数多く行われているため、次回の更新が楽しみです。
残念なのが化学療法の部分。前回からの新規薬剤はパクリタキセルのみで、全体の記載がわずか2ページで終了しています。セツキシマブなどの新規薬剤の登場に期待します。
最新データが収載され、癌診療に携わる上で非常に役立つ内容であった。