自作PCバイブル2013 (100%ムックシリーズ) の感想

いくつかのグレード（CPUにi7、i5、i3、AMDのA6など）を例に挙げ、それぞれに組み込む代表的なパーツを紹介しながら、
基本的な構成とその組立手順を説明していく内容です。こういった類の本の構成は割と共通していますね。
CPU、ケース、電源ユニット、マザーボード、メモリ、SSD/HDD、グラフィックボードなど主要パーツ毎に、
有名どころの製品いくつかを並べてスペックや特徴を簡単に比較解説したり、スペックを見極める際に必要な専門用語知識も解説。
勿論、それぞれのユーザーが予定するPCの構成内容は様々なので全てを網羅するのは不可能で、
このような本などから身に付けた知識で、好みのパーツを選定して目標とするスペックのPCを組み上げていく事になるでしょう。
組立手順の説明には、その箇所をアップにした、大きな写真を多用し、文字より遥かに多くのスペースを使っていますので、
実際に読んでみると視覚・直感的に理解しやすい内容だと感じました。
これによってPCを組み上げる際の基本的な流れが理解できたので、初心者の私はとても助かりました。
OSをインストールしたらすぐにでも使いたくなるのが人情ですが、
こういった事をしておけば快適になるかもよ、というソフトウェア的な初期設定にも十数ページの記述がある。
規格やパーツはどんどん新しくなっていきますから、こういったHOW TO本はその時点で最新発行のものが良いと思います。
付録として、フリーのユーティリティーソフト（オーバークロック操作、パーティション設定、ベンチマーク、OS設定変更など）
が入っているCDが付いています。殆どはネットやパーツ付属ドライバーなどからも入手できるようなものですが・・・。
※haswellに関する記述はありません。