よくわかる Microsoft Power Point 2010 基礎 の感想

昔から、Office製品の学習には、「FOM出版」のテキストを使用していたので、
今回も迷わず「FOM出版」を選びました。
Microsoft Office Specialist 2003をもっていたものの、
業務でPowerPointを使用する機会がありませんでした。
Office 2010からGUIが大幅に変更されたので、復習を兼ねて購入しました。

予想通り、図解が分かりやすく、効率よく学習を進めることが出来ました。
練習用、問題用のサンプルがCD-ROMに入っているので、
それを元に学習することができます。

応用編も買っているので、自分なりの少し凝ったプレゼン資料を
作れるようになりたいと思います。
PowerPointって何？という方は、このテキストから始めるのをおススメします。

よくわかるシリーズは、A4版の大きな紙面で、赤黒の２色刷りで操作するボタンやメニューが赤色で示されていますので、操作がわかり易くなっています。画面の図も、一般的な解説書より大きく、吹き出しで操作部分を拡大して示しています。この本は３００ページほどある内容、教材のデータＣＤ付きです。

今回のパワーポイント２０１０対応版は、以前のバージョン用とはまったく違う教材を用いています。構成も大幅に変更されました。今回は「基礎」となっていますので、「応用」も出版されるものと思われます。

まず、章ごとの学習目標と達成度のチェックページが目を引きます。
内容は、ＰｏｗｅｒＰｏｉｎｔ２０１０で大幅に機能が拡張されたグラフィック系のグラフやスマートアートやアニメーションや写真加工などのページが増えています。話題のＷｅｂ　Ａｐｐのページもあります。
会社の会議や商品説明、学会におけるプレゼンテーションを考えた学習構成になっているようです。

２０１０への移行を考えている方や、初めてＰｏｗｅｒＰｏｉｎｔを学習される方にも最適なテキストです。

わたしの経営するパソコン教室でも採用を決定しました。よくわかるシリーズは多くの受講者の資格取得や実務に大いに役立っているテキストですので、おすすめいたします。