ゴルフ 飛ばしの最終定理 の感想

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ドラコン用スイングのひとつということでしょう。
吉田氏の書いたものやDVD映像はすべて見てきましたが、ドライバーをいかに飛ばすかという観点のみで、
ゴルフ全体を改善できる理論ではありませんね。ただのマン振りです。
むしろ、このスイングでは２打目以降のショットに悪影響が出ると思われます。
スコアアップを目的とするのなら、このようなスイングばかり練習していてはいけません。

飛距離アップの方法論、それを身につけるためのドリルが書かれています。

ドリルはテクニックごとにひとつひとつ細かく書かれています。ドリルをやることで（ちゃんとできれば）、「おぉ」と体感することができました。
ヘッドを走らせるのではなく、「ある動き」により「ヘッドは勝手に走る」というコツを、腕、上半身、尻、脚ごとにいろいろ教えてくれます。

自分としては「右脚ナナメ維持」の感覚と、「左脚踏み込み→左脚を伸ばす」（キャイーンのイメージ）ことで、確実にヘッドスピードが上がりました。アームローテーションを目一杯行っても引っかけにならないコツもわかりました。

最初はドラコン用？との思いでしたが、アイアンにも効果がありました。
「左脚踏み込み→左脚を伸ばす」という動きを、ドライバーより小さく行うことにより、アイアンのとらえが良くなり、強い球筋になりました。右に抜けることがなくなり、飛距離も伸びました。マキロイの脚の動き（インパクトで両脚伸ばす）の感覚も理解できるような気になりました。

ただし一点、注意として、全般として、身につけるには、ある程度の筋力と柔軟性が必要と思われます。その点が問題ないなら、すべてでなくても、ドリルの一部だけでも、かならず効果があると思います。