PEAKS (ピークス) 2014年 11月号 の感想

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今号はマウンテンウェアの現在を、プロの目線で評価し網羅しています。
連載企画も手抜かりなく、よくできていると思います。
とても面白いし参考になりました。

ただ今号は山雑誌としては、評価を下げました。
広島県の土石流、アルプスから低山での遭難事故、御嶽山の噴火、今年は無視ができない山の事故が発生しましています。
山雑誌として読者に情報を提供しつつ、山に対しての姿勢を考えるタイミングなのにも関わらず、消費を促す記事ばかり。
500円のファッション雑誌と変わりありません。

雑誌発行にスポンサーの力は不可欠ですが、消費行動の誘導だけでは、一定の購買層にしか受けない。
そう言う意味では、スポンサーも山道具を真剣に売りたいのなら姿勢を変え必要があると考えます。
編集部もスポンサーも、もっと読者に寄り添えば存在価値はずっと上がるはず。

事故は編集室で起こっていません。
「PEAKS」という標高がどの程度なのか見せてもらいたいです。