週刊 太平洋戦争の記憶 2014年 9/3号 [分冊百科] の感想
参照データ
タイトル | 週刊 太平洋戦争の記憶 2014年 9/3号 [分冊百科] |
発売日 | 2014-08-20 |
販売元 | アシェット・コレクションズ・ジャパン |
JANコード | 4910305510943 |
カテゴリ | ジャンル別 » 雑誌 » 人文・思想・社会・歴史 » 地理・歴史・考古学 |
購入者の感想
上は数年前に亡くなった祖父のひと言です。
さて、まずは良かったところから。
当時の日本と世界との状況や人物など5つの視点から大東亞戦争をみていくという見せ方が良い。ただ、一部の記述に「…ん?」と思うところがあった。
東條英機さんについて好意的に書かれている。
次に、悪いところ。
主として日本側の視点で書かれている以上は「太平洋戦争」ではなく「大東亞戦争」と記述するべき。これは本誌に限ったことではないが。…と言うか、日本としては「大東亞戦争」という名称以外ありえない。もう70年も経とうと言うのに、占領国に押し付けられた太平洋戦争なる名称を使用しているあたり、まだ日本は精神的に占領統治下にあるのだと思えてならない。これがほとんど唯一にして最大に残念なところである。
目玉である当時の新聞の復刻版について。
この第1号では、朝日、読売、国民の3紙の一部が入っているわけだが、読むにあたっては多少の知識が求められる。
ほとんどルビ(読み仮名)が振られていない、文語体で書かれている点などがそうである。
当時を知る資料としてはこれ以上ないものなので、このためだけに本誌を買う理由にはなると思う。
それでも、せっかくの好企画なのに、それだけに「太平洋戦争(の記憶)」と金字でデカデカと書いてほしくなかった。
ゆえに評価は星1つになる。
さて、まずは良かったところから。
当時の日本と世界との状況や人物など5つの視点から大東亞戦争をみていくという見せ方が良い。ただ、一部の記述に「…ん?」と思うところがあった。
東條英機さんについて好意的に書かれている。
次に、悪いところ。
主として日本側の視点で書かれている以上は「太平洋戦争」ではなく「大東亞戦争」と記述するべき。これは本誌に限ったことではないが。…と言うか、日本としては「大東亞戦争」という名称以外ありえない。もう70年も経とうと言うのに、占領国に押し付けられた太平洋戦争なる名称を使用しているあたり、まだ日本は精神的に占領統治下にあるのだと思えてならない。これがほとんど唯一にして最大に残念なところである。
目玉である当時の新聞の復刻版について。
この第1号では、朝日、読売、国民の3紙の一部が入っているわけだが、読むにあたっては多少の知識が求められる。
ほとんどルビ(読み仮名)が振られていない、文語体で書かれている点などがそうである。
当時を知る資料としてはこれ以上ないものなので、このためだけに本誌を買う理由にはなると思う。
それでも、せっかくの好企画なのに、それだけに「太平洋戦争(の記憶)」と金字でデカデカと書いてほしくなかった。
ゆえに評価は星1つになる。