子どもに教えたい「お金の知恵」 (PHP文庫) の感想

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　本田さんは、お金とは何か、お金との健康的な付き合い方のために何が大切かなど
独自の視点で、お金の奴隷にならないための工夫を提言しています。
　カウンセラーとして、お金の問題に苦しむ人々にもアドバイスを送っています。
　お金にまつわるさまざまな問題を抱えている方は一読の価値があると思います。
　基本的に実業家というよりも、本人の肩書き通り、お金にくわしい「作家」という方です。

　ただ、本書は子どもにお金の話を伝えるために書かれた割には、肝心の子どもへのお金教育の部分が
本書の半分もない。あと、主要な部分はこれまでほかの書籍でも本田さんが言われてきた内容をそのまま書いてある状態です。本田さんの本をたくさん読んできた方にはかなり残念な内容だと思いますが
まだ、本田さんの本を手に取ったことがない、お父さん、お母さんにはお勧めの内容だと思います。

学校の勉強以外に大切なことは何かということを教えてくれる１冊です。

子供に対する幸せな小金もち的教育論（子育て論）ともいえるでしょう。

P115からの「１２　本当に豊かな世界とは？」に本田健のビジョンが書かれています。

そして、近未来の予想も書かれています。

ここに共感できる人は、ぜひ本書を買ってください。

ちなみにお金から自由になるという部分に僕は共感しました。

弟２部　子供を「幸せなお金持ち」に育てる１２の秘訣　がいよいよ本番です。

学校で教えてくれないこと・・・夫婦のパートナーシップ、愛のある家族、夢、個性を伸ばす、コミュニケーション、クリエイティビティ、問題解決力、そしてお金について子供と共に親も成長できるような知恵が詰まっています。

なにより僕がうれしかったのはAKIFUのイラスト復活です。

幸せな小金持ちシリーズを学んでいる時にはいつでも彼女のお金に対する洞察とユーモアに助けられてきました。

本田健とのコラボレーションは見事です。

本書をキッカケに幸せな親子が増えますように。