人間はすごいな '11年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫 編 11-29) の感想
参照データ
タイトル | 人間はすごいな '11年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫 編 11-29) |
発売日 | 2014-10-10 |
製作者 | 日本エッセイスト・クラブ |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167902117 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
このエッセイ集のタイトルは、トリをつとめるエッセイのタイトルが、そのまま使われる。今回は作家よしもとばななのエッセイである。彼女は人間のどこがすごい、と言っているのか。ある作家に自分の本を送ったら、留守中にお礼の電話があったそうだ。「すごいなあ、妻や年下の人にかけさせることなく、自分で電話してくれた、やはりすごいなぁと思った」そうである。
本を送ってもらった本人がじかにお礼をするのは、それも電話ではなく、礼状を出すのが、どこの世界でも当たり前であろう。どこがすごいのか。
このベストエッセイ集は、83年版からすべて手元にあるが、年々作品が小粒になるというか、膝をうつような作品が少なくなってきた。このよしもとの作品を読むと、低調になっていく傾向が顕著になってきたようだ。
本を送ってもらった本人がじかにお礼をするのは、それも電話ではなく、礼状を出すのが、どこの世界でも当たり前であろう。どこがすごいのか。
このベストエッセイ集は、83年版からすべて手元にあるが、年々作品が小粒になるというか、膝をうつような作品が少なくなってきた。このよしもとの作品を読むと、低調になっていく傾向が顕著になってきたようだ。