消費税法 理論サブノート〈2015年受験対策〉 (税理士試験受験対策シリーズ) の感想

以前の理論サブノートと比較して理論の柱が減らされている理論がかなりあるように思います。

大幅に減らされているものだけでも以下のものがあります。
「輸出物品販売場における免税」「法人課税信託の受託者に関する消費税法の適用」「長期割賦販売などに係る資産の譲渡等の時期の特例」「納税地」「災害等があった場合の中小事業者の仕入れに係る消費税額の特例の届け出に関する特例」など

ＴＡＣの理論マスターもこれに追随すれば本試験上は問題ないのですが今年の段階ではリスクを排除するならばＴＡＣの理論マスターと併用したほうがよいと思います。もし、上記の理論が個別に近い形で出題された場合には大原の経験者やＴＡＣの理論マスター使用者は減らされた柱も書いてくるでしょうから注意が必要です。

資格の大原に期待することは、現在の本試験を鑑みると柱の数を減らすのではなく、もっと作文に近い形でもよいので理論の文章全体を圧縮する方向にもっていくことです。

これは税理士試験に必須のものだと思います。
大原の講座を受講するともらえる理論テキストの中から、解説などを抜いて
覚え欲しいところだけを印刷したものです。

理論の暗記は暇を見つけてちょこちょこやるのがいいので、これを職場に持っていって、昼休みなど読みこんでます

星を減らした理由は、この本自体ではないのですが、大原の姿勢にです
どういうことかといいますと、消費税法ですと、９月から一年間の講座が大原だと13万円ほどと、決して安くはありません。
元からその教材の中にこのサブノートも含めるべきでは？と思います