HOZAN 圧着ペンチ(裸圧着端子・裸圧着スリーブ用) P-732 の感想

圧着工具は全長が短いだけではコンパクトタイプとは言えず、ハンドルの最大開き幅がいかに小さいかが重要であり、ホーザンのP-732は最大開き幅が110mmと小さいため片手で握り込むことが可能な真のコンパクトタイプであると言える。

圧着作業が完了しなければ圧着端子を工具から取り外すことができない機構を搭載しており、仕事に不慣れな方が作業しても圧着不良が起こりにくい設計になっている。

圧着に使用したダイスのサイズがわかるように圧着終了後は端子に刻印（圧着マーク）が入る。JIS C2805/JIS C2806に準拠した裸圧着端子、裸圧着スリーブ（B型圧着端子/スリーブ、P型重ね合わせ用圧着スリーブ）に対応。

JIS（日本工業規格）では屋内配線用電線接続工具について各種事柄と材料や耐久性・構造について規定があり、この規格を満たし承認を取得した製品にのみJISマークを表示することができる。