デュラララ!! Relay 限定版 の感想

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発売日に購入し休み休みやっていたのですが、正直言ってあまり満足はできませんでした。

初回起動時はオープニングが終わるとすぐに本編に入り３Dのセルティが見られるのですが、とにかくキャラの顔が悲惨過ぎます。
ほとんどのキャラが同じ顔で、かつのぺっとしていて生気がまったく感じられません。
誠治君と美香ちゃんに至っては他のモブキャラ同様黒表示？（コナンの犯人みたいな感じ）になってます。
これは手を抜いていると感じてしまっても仕方がないと思いますし、実際僕もそうでした。

このゲームの売り文句であるRelayシステムですが、キャラが変わることでなにかストーリーに劇的な変化があるわけでもなく、あまり必要ないように感じられました。
また走ったりするような動作が無く、キャラは常時歩きっぱなしなので時間がかかります。
別に走る必要は無いのではという方もいると思うのですが、例えば静雄の章で借金を踏み倒した男を追いかけるミッションで、激怒している筈なのに両手ポケットに突っこんで逆ムーンウォークみたいな微妙なモーションで追いかけられてはどうしても感情移入できません。

ストーリーも前作以上の薄っぺらさで、ストーリー重視の方には向いていないと思われます。

限定版特典のドラマCDは静雄の誕生日を皆で祝う内容になっており、これはとても楽しく聴けました。

結論として、この作品をまだ知らない人は絶対に手を出すべきではないし、正直デュラララ大好き！って人も思わず首を傾げる仕様となっているため、かつキャラゲーと割り切ってどうせ期待するほど面白くはないのだろうとは感じつつもこの作品は好きなので取り敢えず買うだけ買ってみようみたいな動機で購入したとてそれを上回るつまらなさを誇るこの作品を薦めるべき層に見当はつかないのですが、コレクションとして買う分には宜しいのではないでしょうか。