つま先から編む かんたん、かわいいくつ下 (Handmade Life Series) の感想

初心者です。３号輪針で手持ちの糸で基本のソックス（ガセットヒールバージョン）を指定糸とは違うものですが、ほぼ同じ指定棒針号数ものなので挑戦してみました。
同じ目数で同じ段数。
結果、つま先から真っ直ぐ編む段だけで、異常なほど大きなものになっていることに気づき、解く結果になりました。
多分、男性の足でも大きいんじゃないかな。
靴の上からも履けそうなほどのものでした。
そのため、つま先から編むのはYouTubeの動画を頼りに再挑戦し、目数を変更して作った結果、３号輪針でもピッタリなものが作れました。
よく、小さくしたい場合は針のサイズを小さくするといいと言いますが、それだけで賄えるほどの差ではないかなと思うほどでした。
そのため、ガセットヒールのやり方が目数の変更によってよく分からなくなってしまって、やっぱり動画を参考にして違うかかとにしたので、きっと上級者ならそこらへんの調整の仕方もお分かりになるのかもしれないのですが、私にはまだちょっと・・・。
後でレビューを読んでみたら、やはり大きくできてしまう方が多いようなので私だけじゃなかったんだなと。
号数の変更でどう変化するのか、見てみたいような気がするので、号数を下げてまた再チャレンジしたいです。

追記します。（19/12/24）
いろいろ編み針を用意し、号数を変えて挑戦してみました。本書通りの編み方ではありませんが、号数変更によって編地の変化について書いておこうと思います。
まず、本書3号を1号針に変更しました。
3号60目だと、アホみたいに大きなものが出来ていましたが、1号60目にすればキュッと目の詰まった編地になりサイズも小さくなりました。
ブランクの間に編み癖が変わったのか？は分かりません。
3号であれば56目、1号であれば60目でサイズとしては調度いいのかなぁ？という調子です。もう少し、調整できたほうが履き心地的には改善できそうではありますが。
ただその代わりのように質感は変わりました。
3号は柔らかくふんわりの編地でしたが、1号にすると目が詰まる分固く、編み癖によっては痛いと思うくらいでした。

普段からTOE-UPで靴下を編んでいますが、キャストオンで糸端をどちらにするかなど、一見大したことなさそうに見えるけれど気にしなければいけないポイントが写真とイラスト付きの解説で、理解しやすいと思います。
一番挫折し易いであろうかかとの部分も、基本になるガゼットヒールとショートロウヒールも分かりやすく解説されていて、これ一冊あれば靴下が仕上げられます。
収録されているデザインも、簡単な模様編みや編み込みのものもあり、メリヤスだけではつまらない向きにも楽しめそうです。

ただ残念だったのは、TOE-UPでよく用いられる長い輪針1本で編むマジックループでの編み方や、OPALやナイフメーラ(掲載作品で使用)などセルフストライプの糸で左右の柄を揃える方法が記載されていなかったこと。
OPALやナイフメーラで編まれた作品は、左右の柄が揃っている作品も多数掲載されていました。
ネットで調べればいずれもわかることですが、なぜ載せなかったのか不思議です。
それでも、この一冊で随分靴下編みを楽しめて興味を持てると思います。

靴下編み、楽しいですよ！！

youtubeなどで動画を見ていたのもあるかもしれませんが、
とてもわかりやすいと思いました。
説明通りに編んでいけば、出来上がります！
輪針二本使用していますが、マジックループの技？を使えば、一本で編めちゃうような。
二足同時編みにも応用できないか、二足目で挑戦してみます＾＾

模様編みもたくさん可愛いのが載っていて、わくわくしました。
今秋冬はソックニッカ―になります＾＾