東方三月精 Strange and Bright Nature Deity (3) (角川コミックス) の感想

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参照データ

タイトル東方三月精 Strange and Bright Nature Deity (3) (角川コミックス)
発売日2009-08-26
製作者比良坂 真琴
販売元角川書店(角川グループパブリッシング)
JANコード9784048543651
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

 三月精のゆるゆるなお話も、遂に第二部完結です。引っ越しのお話がその区切りで、これがなかなかに興味深いエピソードだったりして……。あと、星蓮船2面ボスの悩みが窺える、霊夢を驚かそうとするお話とかも。今回は総じて、「おお、そうだったのか!」と思わせられる、そんな話が多かった気がします。

 酒虫の正体、妖怪の恐怖とは何か、博麗神社の在り方。

 何となくは推察出来ていたもの、でも確かなことを説明するには困難であったもの。そうしたものがヴィジュアル的に示されて、霊夢や妖怪達の口から直接的に語られて、東方辞典なんてものがもしあればその項目がまた増えたというか……。ここまでの三月精3冊の中で、今巻が一番内容が濃かったと個人的に感じましたですね。
 それでも肝心の三月精達は、比良坂先生が心配される程にあくまでちょい役、傍で見ている相変わらずそんな役回り。弾幕戦(?)をしたりとか、それでも前巻までよりはマシな活躍ぶりでしたですが。主人公なのに「十分すぎるほど弱い」「超弱い」と面と向かって言われてしまう、でも何となく自身含め納得してしまうそんな三月精達が、私はでもやはり大好きです!

 既に始まっているという第三部、こちらにも大いに期待しています。0

3巻目となった東方三月精
キャラや作風が安定しており、安心して読めます。

相変わらず悪戯に精を出す三妖精。
ゲストキャラと協力して悪戯をしたり、
ゲストキャラにしてやられたりと楽しませてくれます。

収録されてるお話のうち、半分くらいが三妖精たちのお引越しに関わるもの。
新しい引越し先がどこで、そこで三妖精を待ち受けしていたのは誰なのか。
そして、この引越しが第3部にてどう活かされるか。
まだまだ東方三月精の世界は続きます。

なお、付属のCDには新曲2曲が収録されています。
漫画も曲も、東方好きなら満足できる内容だと思います。

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