せんせーだってサカりますが何か? (フラワーコミックス) の感想

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参照データ

タイトルせんせーだってサカりますが何か? (フラワーコミックス)
発売日2014-06-23
製作者久嘉めいら
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ダサくてモサイ先生をイジメてからかっていた華蓮(ヒロイン)と、見た目イケメン(イメチェン後)の見た目を裏切る泣き虫ヘタレ先生の告白から婚約?までの話。
表題作のみです。
まず、一番の私的ツボポイントが先生の一途さ。
イケメンになり周りからチヤホヤされても華蓮好きは全くブレないどころか、振り向いて欲しさに盲目なまでの愛情を注ぎます。
むしろ、そんな態度だからこそ華蓮が追い詰められてしまいます。
また学校公認ということで先生がやりたい放題なところもあります。
ただ、一般的な少女漫画のようにイケメンで優しくて寛容みたいなパーフェクトとはいきません。
華蓮に飽きられないかと不安で、何かあると一気にそれが爆発します。
大泣きします。よく泣きます。
華蓮も前までイジメてた相手に落ちることに戸惑い、愛されるたびに後ろめたさを感じて踏み出せなくなります。
そんな人間味溢れる主役二人が最後まで魅せてくれます。
お互いに不安ですれ違いつつ最終的に結ばれるのですが、最後は正直ウルッときました。

実際に男性教諭と女子高生の恋はあると言われていますが、ここまで開放的なのは・・・まずないでしょう。
それが、この作品を面白いものにしています。
先生がJK(主人公)の為に外見を変えてまで押し通したい恋は必見ですし、その重みを感じる主人公の描写も良かったです。
先生がヘタレのヤンデレ属性なので、格好良い男が理想の方には、ちょっと引くかもしれません。
男の弱い部分が目立ちますが、それも一重に主人公への想いならば許せる範囲だと思います。
総合的には良かったと思います。

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