信長の野望・天下創世 with パワーアップキット Windows 7対応版 の感想

信長の野望は烈風伝にハマり、将星録・嵐正記・蒼天録・天下創世とプレイしてきました。
革新・天道はプレイ動画を見る感じで、好みではなかったためプレイには至りませんでした。

天下創世は、もう10年前のゲームですが古さを感じさせないゲームです。
Windows８でプレイするために、こちらを買い直しました。

特に合戦が好きな人には良いのではないでしょうか。
ちなみに私が革新・天道をプレイしなかったのは合戦に魅力を感じなかったからです。

天下創世の合戦は「武将の能力」＋「プレイヤーの操作スキル」みたいな要素があると思います。
プレイヤーの操作スキルで敵を釣り出して櫓を占拠したり。
（それでいて、いつも上手くいくとは限らないのが面白いところ）
分からない人は、動画サイトで他プレイヤーの戦い方を参考にしてみればいいと思います。

また、伊達政宗や鈴木重秀に騎鉄の特殊能力があったり、
軍神の特技持ちでも強さが違ったり。
有名な固有武将に隠しパラメーターのような要素があるのも好きです。

あと烈風伝の内政を3Dにしたような所も、内政好きの人には嬉しい所でしょうね。

とても万能的でバランスが良いゲームだと思います。
歴史ゲームに関心が出て、信長の野望を初プレイする人には間違いなくオススメです。
そして、この求めやすいお値段。

個人的には、最新作の「創造」に期待しています。
ちなみに最新作の創造は合戦が面白そうなので既に購入を検討しています。

そういえば天下創世は内政画面が妙にリアルだったという印象しかないままでやらずに終わってしまっていた事を思い出しパワーアップキット付きでこの値段ならと軽い気持ちで買ったら大変なことになってしまった。30代になってから徹夜は無理ってくらい体力落ちたなという自覚があるのに30時間ぶっ通しでプレイできてしまうこのおもしろさ。武将風雲録や天翔記にハマリまくっていた事を思い出してしまったようだ。　
内政の3D画面で城下町が発展していく様がなんとも国を発展させているという気持ちにさせてくれる。そしてこの点だけ見ても同じ効果をもつ施設でも若干外見が違ったりすればその城その城でより特色を出せるのにと思ったり、この地方だけで作れる施設とかがあれば年中楽しめるのになぁと思ってしまったりする。普通に酒屋でも2~3種類あれば同じ町並にならずにすむし、土蔵だらけの商人町がたくさんなんて事もなくなる。鍛冶村16なんて味気なさすぎる。

兵士が城ごとに施設をつくって少しづつ増やしてゆくというのがリアルだし、前線に数十万なんて展開にならないのはかなりイイ。
合戦も気を抜けない展開が多くて手応えを感じられるが、合戦特技が少ないのとやはり特技を発動することもなく終わってしまうことが多々あるために特技の存在意義が薄れてしまっているのがなんとも惜しい。もう少し武将の個性を発揮できるような特技や合戦であれば文句なし。
櫓を占拠してしまえば圧勝、占拠されれば有能な武将で部隊数が2000でも意味なしというあたりのバランスがもう一歩というところだろうか。
このあたりは逆でももの足りないだろうし、難しい部分でもあるのだろうけど…

それでも十分に楽しめるし、武将グラにしても渋い武将も多くて良し。最近のムカつくくらいのイケメングラじゃないだけでも十分評価に値するのだけども…

こういう熱くなれる信長の野望はもう出ないんだろうなぁ…PKのさらにPKを希望する。