Sid Meier's Civilization (C) V: Brave New World (日本語版) [ダウンロード] の感想

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参照データ

タイトルSid Meier's Civilization (C) V: Brave New World (日本語版) [ダウンロード]
発売日2013-07-12
販売元2K Games
機種Windows
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » PCゲーム » シミュレーション » 歴史・軍事・戦略

購入者の感想

主に後半戦に十分テコ入れされているので、ダレにくくなった。
戦争は無印より起きにくくなったので内政重視のゲームプレイが出来るが、
目玉の「思想」の導入でWW2の様に異なる陣営とは緊張がどんどん高まっていくので
各国が思想を採用し始めるとそれまでの友好国や交易国が一変するのも変化があって良い。

必要なら外交で相手国の思想を変えるように交渉も出来る。
終盤は思想負けすると不満もガンガン上昇するし、相手にもさせられるので冷戦も味わえる。
技術関係も改善されたので、多少は特化しやすくなった。

偉大な前作Civ4(全部入り)に追いつき、良い意味で管理がライトになったので
毎ターン相手国を回ったり都市ごとに不満や生産を調整する苦行からも解放され、プレイしやすくなった。
もちろんMODで前作仕様にも出来るのでコア層も安心。
2016年1月時点でも次作はコケ気味なので、これがCivの最高到達点かなと思う。
ただ世界遺産(不思議)だけは完成ムービーで圧倒的に劣るけど。

2010年にCiv5が出た時、3年待って拡張パックが2つくらい出るまで評価は待つべきと書いた。それからほぼ3年が経ち、拡張パックもちょうど2つ目。やっとCivシリーズの名に恥じない内容になってきたように思う。

細かい変更点を見ると、たとえば文化勝利の条件が完全に一新されている。最初の拡張パックGaKまでは社会制度を早く開放することが勝利条件で、あまり文化的な競争をしている感覚がなかったが、BNWの文化勝利条件は観光ポイントを貯めるというシンプルなものでCiv4に近くなっている。またゲーム後半にテコ入れされているのも特徴で、余りがちだった信仰ポイントを費やして偉人を購入できるようになった(でもこれはGaKの時点でクリアしておかなければいけなかったと思う)り、社会制度の拡張版として「思想」が導入されている。

全体のバランスについて言えば、GaKまでは各要素(文化、宗教、スパイetc.)や各勝利条件がいまいちうまく相互作用していなかった。たとえば文化勝利をめざすならゲーム開始直後から文化施設を重点的に建てねばならず、実質的に一本道だった。BNWでは宗教を通して文化系偉人を購入する方法もあり、ひとつの勝利条件に対して複数のアプローチが可能になっている。結局効率では劣るかもしれないけど、少なくともプレイスタイルの幅は増えている。

一方で、都市国家システムはかなり微妙なままだと思うし、ユニットスタックができないためにユニットの移動や戦争に時間がかかる点もそのまま。ゲームの根幹に関わる部分なので手を入れられなかったのだろう。できることが増えたぶん、それと文明がやたらと追加されているため、ルールが複雑になり初心者にとっつきにくく、ベテランにも気軽にプレイできなくなっているのも問題。もうひとつくらい拡張パックを出してうまく問題を解決してくれるとありがたいのだけど。

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