ジェフ・ベック〜ライヴ・イン・トーキョー2014【BLU-RAY/日本語字幕付】 の感想

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参照データ

タイトルジェフ・ベック〜ライヴ・イン・トーキョー2014【BLU-RAY/日本語字幕付】
発売日2014-11-19
出演ジェフ・ベック
販売元ワードレコーズ
JANコード4562387196890
カテゴリDVD » ジャンル別 » ミュージック » ロック

購入者の感想

寡黙なジェフが思い通りに東京ドームシティで行ったツアー。

近作DVDでは「ロックンロールパーティ」「ロニースコット」を
断然上回る出来。
日本の録音技術が良いのかもしれません。
インストに特化して喋りもないから、
ジェフの真髄であるおなじみ作品・新作が十分堪能できます。
いい音で、ギターが歌って泣いてます。

【メンバー】
ジェフ・ベック(ギター)
ロンダ・スミス(ベース)
ジョナサン・ジョセフ(ドラムス)
ニコラス・メイヤー(ギター)

以上メンバー構成ですが、全員が大人の今のロックを
緻密に演奏して隙がありません。
収録曲はローディッド、リトル・ウィングーユー・ノウなど20曲で、捨て曲なしです。

ここであえて触れたいのは女性ベーシストのロンダ・スミスの存在です。
ロンダはプリンスやキャンディ・ダルファーのバックを勤め
ロックとジャズともに堪能です。
本作では、大小の電気ベースを使い分けています。
リズムに抑揚があり線が太いのです。
特に定評のチョッパーは最高の乗りですよ。

ロンダは少しだけボーカルを披露しました。
一昨年にジェフとロンダはデュオで「ホワイトハウスライブ」に招かれました。
オバマ大統領もファンだったようです。

2014年春のジャパンツアーは、ワールドツアーの緒戦として4月4日初日の東京・NHK ホールで発売前の世界初演の新曲・本邦初演のカバー曲をオープニングから「どうだ!」とばかりに立て続けに披露するという痛快かつ意欲に満ちた演奏で幕を明け、その後も到底70歳目前とは思えぬパフォーマンスをタイトな日程で敢行した素晴らしいツアーだった。
同世代のミュージシャン達がアーカイブセット的ライヴになって行く中で、正に現在進行形のバンドサウンドを放ち続ける姿勢に今更ながら惚れなおしてしまったファンも多かったのではないだろうか。共演ミュージシャンたちも今迄以上に素晴らしかった。来日の度に「昔は良かった」などと思わせない演奏を観せて(魅せて)くれるのだから「Jeff Beck Band」は驚異的だ。
そのツアーライヴの映像が早くもオフィシャルリリースされるとなれば「ヤッター!」と叫びたくなるところなのだが・・・。(現時点では発売前なので同日の非公式音源を聴きながらのレビューです。以下はご参考迄に。)

ツアーは日程後半からセットリストに更に2つの新曲EgyptianとChoralを追加、旧曲The PumpとBlue Windを削る入れ替えが行われた(初日と横浜の実演と東京4日分・横浜・名古屋・大阪の音源を確認)。この東京ドームシティホール3連戦の3日目は日程前半のセットリストで進行する。来日公演としては5日目なので当然ながら初日以上の演奏を期待したのだが・・・撮影クルーが入ったために集中力を削がれたか、この日に限ってこの人の魅力であるトリッキーなフレーズに天駆ける様な伸びやかさがない。
1曲目Loadedから入りのタイミングを誤り、その後も何かギクシャクとして落ち着かず、目玉の一つであるStratusのソロも吹っ切れないままに締めも決まらず。WIREDからの名刺替わりの嬉しいメドレーで、Blue Windソロの切り上げタイミングの失敗が尾を引き、間髪入れずのLed Bootsで入り損ってしまう。この時誰もがこれで発売は「見送り決定」とがっかりしたのではないか。アンコールで持ち直したと思いきや新曲Why Give It Awayのエンディングで・・ジョナサンの機転の連打で形にはなったが。

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