FileMaker Pro 10 の感想

写真にはパッケージが写ってますが「パッケージがないのでSKU番号・登録番号が無いのでユーザー登録不可」

FileMakerって、たとえばバージョン2.1あたりのときは個人レベルで1,000件くらいのデータを扱って、という位置づけでした。こういう使い方はいまでももちろんできますが、本当の実力は一般に知られているよりずっと上で、100名程度の共有環境での同時使用や、クイックに業務アプリを開発するという点でかなり本格的に使えます。

10万件くらいのデータであれば一瞬で検索でき、取り扱えるデータ量もAccessなどより桁違いに多く、1ファイル最大8TBまでいけます。

ただ「本格業務にも使える」という点を、特にIT系の人が知らないので、小規模用と誤解されている点もあり、また本当にその価値を活かす組み方が世の中に周知されていない点もあります。

ということで、もし導入しようとしてIT部門の人から横槍が入ったら、このあたりをちゃんと説明しましょう。少なくとも総合的に見てAccessよりは上位に位置する性能があります。