小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫) の感想

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参照データ

タイトル小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)
発売日販売日未定
製作者荒川 稔久
販売元講談社
JANコード9784063148510
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー

購入者の感想

もう往年のファンと言えるくらいの時間がたってしまったクウガの後日談です。
本編最終回からそのまま13年の時が流れています。

もうね、さすがクウガ。
平成ライダー随一の作り込みは変わらず、小説版の完成度もトップではないでしょうか。

物語は終始、一条さんの目線で語られています。
懐かしい警察チームの面々もたくさん登場するので読んでて楽しい。
読んでいると情景が当時のキャスティングで脳内再生されるのは、やはり荒川さんの文章がうまいからでしょうね。

果たして五代は帰ってくるのか、新たな敵はどんなやつか。
個人的にはネタバレ厳禁な内容なので極力伏せますが、ファンは満足の内容だと思っています。
全部のライダー小説がこれくらいのクオリティなら良いのに(ボソッ

 クウガという作品は特撮でありながら独特のリアリティを追求した作品です。
リアリティを追求した作品であればこそ、誰もが錯覚を起こします。
物語の中のキャラクターたちは、僕等と同じ空気を吸い、同じ時間の流れの中に居ると….。
なにかの偶然に、何処かで、雄介や一条刑事に、神崎先生に会えるかもしれない。
そこまでの親近感を、あのドラマに感じておりました。
多くのファンが、そうだと思います。
そしてそのリアリティはこの小説版でも失われていません。 
クウガという作品が大好きだったみなさん。 あの世界が帰ってきましたよ。

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